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異世界には設定が必要だ  作者: かなしつしつげ
異世界の政治・経済等の態勢
30/48

奴隷制度

お読み頂き有難うございます。

基本的にナーロッパは身分制度がありますから、奴隷がいてもおかしくないとは思います。


しかしながら、人権が無く、物や家畜扱いというのが奴隷という存在の筈ですが、作者自身が現代日本の常識に引っ張られているためか、転生者のみならず、他の登場人物も簡単に人扱いしている所を散見します……現代社会でも差別問題は諸処存在しているというのに。きちんと書けないなら、敢えて登場させる意味は薄いと思います。その辺りは、しっかり奴隷制度を設定していないから、起こるのだろうと個人的に考えています。


また、貴族が奴隷を直接使う作品も多いですが、貴族にとっては平民も奴隷も言う程変わりませんし、むしろ、身なりの汚い奴隷など傍に置きたくないと、通常考えるのではないでしょうか。従って、特殊な奴隷を除き、奴隷を直接使うのは裕福な平民、地主や商人の方が多いのではないでしょうか。貴族は人の上に立つ存在だから貴族なのであって、人とは認められていない奴隷の上に立っても、貴族とは言えないのですよ。


それと、我々の世界では、食糧生産や公共工事などの面で奴隷が必要だった時期もあるでしょうが、魔法やらスキルやらがある世界で、そこまでの必要性があるかは……正直作者次第の筈です。


その上で問いますが、犯罪者の強制労働などならともかく、借金とかの理由で、酷い時には拉致して強制的に奴隷にすることが、法的にも技術的にも可能な世界とか、疑問に思いませんか?繰り返しますが、奴隷には人権が無く、他人の所有物という状態です。命令に従わせるだけなら、従者や使用人で十分ではないでしょうか。作品のテーマとなっているならともかく、敢えて奴隷を書きたいとは、個人的には思いません。


その上で、敢えて自分は奴隷を書きたいのだと言うなら、是非書いて頂きたいと思います。勿論、奴隷制度や、奴隷の扱いなどをきちんと設定して下さるならば。

お目汚しでしたが、楽しんで頂けたのであれば幸いです。

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