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異世界には設定が必要だ  作者: かなしつしつげ
異世界の政治・経済等の態勢
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学校

お読み頂き有難うございます。

学校は、殆どの日本人が生活を経験したことがある場です。従って、共感を得やすいイベントが作り易いので、メインの舞台としては良いかもしれません。


しかしながら、家庭教師に学べば基本的に事足りる筈の王族や貴族が通うためには、明確な理由付けと、しっかりした警備体制、安全管理体制が必要です。まして、襲撃やら暗殺やらのイベントを、簡単に入れるものではないと思います。学生間の嫌がらせ(笑)は……まあ、ご随意に。


王族や貴族、富豪の子弟が入学するなら、ボーディングスクールを参考にする方がいいかもしれません。平民を入学させる場合も、貴族と平民でクラスを分ける等の設定があった方が、それっぽくなります。そもそも、貴族と平民が同じ場で学ぶのでは、素養が違い過ぎて、教育効果が下がる筈ですので、常識的に考えて、クラスは分けますよね。


その上で、その世界における高等教育を行うとともに、日本の高校などで行われる定番のイベントなどを入れたりするのも良いでしょうし、魔法学校や騎士学校などであれば、その技量を競わせる場などを設定すれば、枠組みは作れるような気がします。


なお、こういった貴族が通う学校が、実際に存在している理由は「高等教育を行うことが出来る人材は限られる」ことにあると、個人的には考えています。いくら王族でも、他の有力な貴族達のニーズを無視して、無理やり教育者を独占することは難しいと思います。よく、無能な王族のキャラが、自分の成績の悪さを棚に上げ「王族が学校など通う必要は無い」と言っていたりしますが、そんなことも判らないから、無能なのだと思います。


歴史上では、学校に通っていた王族の方が少ない中、敢えて王族が通っているわけですから、大きな理由がある筈なのです。そこを蒸し返すようなセリフを言わせるのは、作者の自殺行為とも言えるのですが。

お目汚しでしたが、楽しんで頂けたのであれば幸いです。

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