魔法の法則性・理論
お読み頂き有難うございます。
魔法。現実世界では存在していません。従って、作品世界に存在するなら、何らかの設定が必要なのは、言うまでもありません。
さて、魔法が出て来る創作物は、世に沢山ありますが、その中で、魔法の法則性や理論について、読者に何となくでも理解させる程度に説明をしている作品は、どれだけあるのでしょうか。正直、この件について言いたいことは山程ありますが、端的なものを一つ。
「そのファイアーボールは、一体何が燃えているのでしょうか?」
燃焼とは、光と熱を激しく発生させながら「物質と」酸素が化合するという化学変化だった筈ですが……?
ただ、この話を実際にすると、かなりの確率で引かれます。そんなのファンタジーなんだからいいんだよ、と。しかしながら私は、こう返したい。
「そんなことを言っているから、なろうの話が楽して俺Tueeeeなハーレムウハウハになるんだよ」
と。ファンタジーなら、非現実的なことでも叶う、何をやってもいい、全ては自分の思い通りだ、そういう認識になって来るのではないでしょうか。
これは極論かもしれません。しかし、現状を鑑みて、極論だと言い切れる方が、何人いるのでしょうかね……。
お目汚しでしたが、楽しんで頂けたのであれば幸いです。