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飴の時代がやってきた!  作者: 二代目7位さん
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1話『乙女心』

とある日の下校時間。



私は一つの悩みを抱えていました。



その所為でしょうか。



本来曲がるはずの道を一本間違えてしまいました。



しかし…気づいたのは割と進んだ後でしたので戻るのも面倒臭く、そのまま進んでいました。



そして。歩いて居る時、不意に違和感を横を見てみると…



電柱があったであろう場所に私の人生を変える不思議なお店が建っていたのです。




『チリンチリン』




扉を開けるとそこは、別世界のようでした。



棚に綺麗に飾られた色とりどりの飴。



その飴が乱反射して天井や壁に光の花弁が出来上がっています。



そんな幻想的な風景の中を進んで行くと、優しそうな雰囲気の女性が座っていました。



声をかけようか悩んでいると、その女性の方から話しかけてくれました。



「いらっしゃいませ。」



その人の声はあまり大きくは無いものの、心に真っ直ぐと刺さる声でした。



私は反射的に「ひゃい!」と答えてしまいました。



…我ながら失敗したと思います。



。。。。。



「落ち着きましたか?」



沈黙を破ったのはやはりあの人でした。



名前は天愛莉と言うらしく、私の目の前で優雅に微笑んでいます。



「はい…ご迷惑をお掛けしました…」



現在私は、恥ずかしさが八割がたを占めています。



それもそのはず。



私が返事をした時、肘が棚に当たって中の物が落ちてしまう…というハプニングがあったから。



穴があったら入りたいとはこのことなんですね…



「それで…本日はどの様なご用件で?」



そのことは水に流してくれる様です。



「えぇと…」



しかし、用件と言われても何と無く…としか答えられません。



どうやって答えようか悩んでいると、天愛莉さんに「ふふっ」と笑われました。



「大抵の方は分からずに何と無く入って来られるので…こうも反応が同じだと面白くなるんですよ。」



「…そういえば、さっきはとても暗い顔をしていましたが…何かあったんですか?」



「…!それ…は…」



言葉に詰まった私に、天愛莉さんは優しい微笑を浮かべながら。



「言いたくなければ構いません。ですが…私に相談してみてください。きっと解決してあげられますから。」



そう、言い切ったのです。



。。。。。

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