表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役サイドになった  作者: ファーラウェイ
33/40

なんだァ……?テメェ……



前回のアンキモ!


蛍吹はメンタルクソ!

魔神ちゃんは苦労人!


終わり!閉廷!




はい。魔神だ。キレそう。



魔神は泣いた。


封印が緩み、ようやっと復活の時か。と感慨深くも意気揚々と魔導書から飛び出せば狂人に見つかり。

ソイツは恐れなど一ミリも無しに魔神たる我を……どうしようとしたのだろうか。考えたくもない。

そのまま少し不貞腐れて寝ていただけなのに、気づけば化け物の元へ連れられ。

あげく狂人は自分の事など忘れているという残酷な事実。ついでにソレのせいでバレそうになった。魔神は二度泣いた。


挙句ヤツは……というかヤツの体は、我を使い勝手のいい代用品とでも思っているのか知らないが、勝手に意識を変えてしまい放題。


我も見つかってあの化け物に駆逐されたく無いから、見つからないよう宿主のカバーをしなければならないという最悪な状態。



もう一度言うぞ?キレそう。いやキレた。


我魔神ぞ?人間どもに恐れられ、天災や終焉の化身とまでいわれた魔神ぞ?



「おーい。パン焼いたからこーい!」



「いま行くヨ!」


覚えていろ狂人!許すマジ狂人!


末代まで呪ってやるぞ!!



魔神はそう誓った。


そして、存在がバレて駆逐されないよう、急いでシェスのもとへ駆けるのであった。





ーーーーーーーーー






「よし!行くぞ蛍吹!」


そう勇ましく吠えたシェスは構え、普通の速さでこちらへ駆けてきた。

そして蛍吹の構えられた剣を右の拳で弾き、左の拳で蛍吹の体を吹き飛ばした。


そのまま後ろへ向けて宙を舞う蛍吹!

きっとこの後地面へ不時着し、きりもみ回転したのち地面に伏すのだろう!

そんな蛍吹の内心は……!!









ごめん。今起きたんだけどどういう状況?




見てくれてありがとうございます!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ