2.森
「(どこだ……ここは?)」
俺が目覚めたのは一度も見たことのない森の中だった。
わけがわかんない。俺に何があったんだ?
……一旦状況を整理しよう。行動はそれからだ。
確か……俺はマヨネーズがなくて、近くのコンビニに買いに行って……そうだトラックに跳ねられたんだ。
ってことは、ここは天国か?それとも地獄か?
とりあえず動いてみないと何も始まらない。だって森の中だし。
とりあえず俺は辺りを探索してみることにした。
だが、森である。一体どこへ行けばいいんだ?
まあ、とりあえずてきとうに歩いてみるか。
そして、俺は辺りを探索しはじめた。
~一時間後~
「ここ、どこだよっ!」
歩き続けて早、一時間。いっこうに森が終わる気配がない。
まったくどうすりゃいいんだよ。
とりあえずここまで来たからには先に進むしかない。
あと、少しがんばろう……
~二時間後~
「…………なんで出口にでねぇんだよっ!」
歩き続けてもう二時間はたつ。
だが、やっぱり森は終わる気配が見えない。
どうしてなんだよ。一体どんだけ広い森なんだょ。
そして、日も傾きだした。
今日はこのあたりで野宿しろってか。
まあ、いいけど。近くに川もあるし。
俺はとりあえずそこらへんにあった木の実とかを採ってきた。
そして、それを川の水で洗って調理せずに皮ごとおいしくいただく。うん、おいしい。
夕食の後、俺はすぐに寝ることにした。今日は一日歩き回って筋肉が悲鳴をあげている。明日はほぼ間違いなく筋肉痛だろう。ま、そんなわけでおやすみだ。
明日は森を抜けられますように。
つまんない話ですが、読んでくれると嬉しいです