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メナードランドの短編推理録  作者: 米良沢
メナードランドの推理録第二編
16/17

十六話 シスターアンゼリカ

「あなた、探偵ですね。この幸せのツボは如何でしょうか?」


僕はI.Q10000を優に超える世紀の大天才フランシスコ・メナードランド。


近所の商店街で何やら福引が引けると聞いてやって来たけど、なんか変なキャッチセールスに捕まってしまった。


「私はシスターアンゼリカと言います。世界に幸せを届けるために旅をして回っています」


「そうっすか」









「というのは嘘で本当は貴様を殺すために送り込まれたアサシンだ!!!


な、なんだって!!!


「death and fly!!!!!」


僕を殺すために送り込まれたアサシンがそう叫ぶとアサシンの背中からは羽が生え、そして空を舞い出した!!



その滑空、まさに白鳥の如き。


これは負けていられない!!!


アサシンの大空にて“白鳥”に対し、僕も地上にて“獅子”を演じ商店街を駆け巡ることでそれに対抗した!!




空の白鳥、地の獅子。



二人は存分に競い合った。


そんな二人の間にはいつしか友情が生まれていた。



アサシンは空を舞い、メナードランドは地をかける。


ただそれだけだが、確かに二人はその過程の中でお互いがお互いを認め合っていた。


そしてそれは友情に変わる。



当然の帰結である。



アサシンと探偵メナードランドはこの時間が永遠に続けばいいとさえ感じていた。



しかしその時も終わりが近づいてくる。




「私はアサシンだ。だから命令に従いお前を殺さなければならない」


「僕は探偵だ。だから義務として君を捕まえなければならない」


そして二人につき付けられるのは決して相容ることのできない非情な現実。


アサシンはアサシンだからメナードランドを暗殺しなければならない。


メナードランドは探偵だからアサシンを捕まえなければならない。


決して救われることのないこの結まt



「きゃーーー隕石が降ってきてるわぁーーー」


なんだって!!??


メナードランドが顔を上げるとそこには直径5000メートル、質量測定不能、隕石がこちらへと迫ってきていた。



このままじゃここら一帯は隕石によって藻屑の中の藻屑と化してしまう!!


どうすればいいんだ!!




そんなどうすることも出来なく慌てふためくしかない民衆たちの中、たった一人隕石に立ち向かっていく影があった。


「アサシン!!」


アサシンだ。


「この隕石は俺が引き受ける。お前はここから立ち去れ」


そういうとアサシンは羽を生やし隕石へと突っ込んでいった。


そして隕石と衝突すると同時に隕石は分子レベルで分解され地球に降り注ぐことはなかった。




アサシンは人知れず世界を救ったのだ。


その雄姿に花束と国民栄誉賞を。





「きゃーあっちにも隕石!!!」


すると民衆が別の角度から飛来する隕石を観測した!!


「アサシン!あっちにも隕石が!!」


「えっ、うそ……」


アサシンは驚いてた。


「うおりゃあーーーー!!」


アサシンはあっちの方にある隕石にも突っ込んでいった。



隕石は分子レベルに分解される。






「きゃー!こっちにも隕石!!」


「だそうさアサシン!」


「えっ、もうどうにでもなれーー!!」



またもや隕石は分子レベルに分解される。







「きゃーー宇宙人の大襲来よ!!」


民衆が叫ぶ


「地球を侵略しに来ました」


宇宙人がそういう


「とりゃああーーーー」


アサシンの突進により宇宙人が弾け飛ぶ









「きゃーー古代生物の復活よーー!!」


「うごがぁーーー」


「えりゃあああーーー」







「きゃーーー世界戦を変えるべく現れた未来人よーー!!」


「シュタインズゲートの選択ぅ!!!」


「うりゃああーー!!」






「きゃーーーーアントニオ猪木ファンの集団よーー!!」


「ボンバイエ!」


「てりゃーーーー!!!!」








その後も幾度もの襲撃を退けたアサシン。


この攻防は13時間続いた。


メナードランドは飽きたので途中で帰りました。

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