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クラスアップ

 「お電話ありがとうございます。異世界サポートセンターです」

 「転職したいんだけど」

 「転職ですね。どの職業への転職をご希望ですか?」

 「武闘家から戦士になりたいんだ」

 「それではお申込書番号をお願いします」


 英雄さん達にも職業はあります。大まかなくくりは英雄であったり冒険者であったりする訳ですが、その中にも様々なジョブやクラスが用意されていて、経験値が一定に達すると上位職や他の職種にクラスチェンジすることが可能です。

 転職はダーマの神殿でするんじゃないのかって?一々神殿に行くのは面倒じゃないですか。今じゃみんな電話でジョブチェンジしてますよ。

 

 「ジョブチェンジにはお時間10分程いただいております。その間英雄様は無防備な状態になることがありますので、くれぐれも身の回りにはお気をつけ下さい」

 「わかった」

 「10分後にステータスを確認してみて、変化が無いようでしたら、お手数ですが再度こちらまでご連絡下さい」

 ツーツーツー。

 電話が終わった後、PCでジョブチェンジを実施します。実はこの作業、自分でネットからジョブチェンジ出来るんですけど、英雄さん達は異世界に居る訳でこちらのネットに直接アクセス出来ませんからね、私達が代行しているんです。

 

 「はぁ、私もジョブチェンジしたいなぁ」

 「何々?オペちゃん転職したいの?」

 「サキュパスさんみたいな大人の女性になりたいです」

 「それって職業?」

 「私も経験を積めばいつかきっと」

 「経験ねぇ」

 現実と異世界の仕組みにどっちが良いかそれは私には解りません。努力や経験値が必ずステータスに反映される異世界と努力してもそれが必ず報われる訳ではない現実世界。

 異世界の英雄さん達とお話をしていると、"異世界の芝"が青く見えたりするのです。

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