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雪の降るクリスマスに起きた不思議な出来事(差出人編)
私達は、何処にもでもいるような人間と同じような姿をしている。
じゃあ、何かって?
妖怪
人間は勝手なイメージをつける。
かわいいとか、人懐っこいとか。
だけど、本当は人間が考えているようなもの、つまり"妖怪は、本当は恐ろしい存在なんだ。
人間を飯として、・・・。
まぁ言わないでおく。
もちろん、僕達もお腹が減ってしまう。
人間と同じ物を食べていくことで生きては行ける。
だけど、それでは物足りない。
しかし、僕達が本当にお腹が一杯になるには人間の恐怖心を食べるしかない。
そんな僕達は今年、我慢できずに神様にお願いしてしまった。
とある、男の子も同じ事を願っていることも知っていた。
そして、クリスマスの朝には雪が降っていた。
そう、神様は僕達の願いを叶えてくれた。
「という、お話があったとさ」