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神童君は異世界で本気を出すようです。  作者: Sonin
第一章 狂王と愚王
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第24話 進軍

お久し振りです。またしても1ヶ月くらいかかってしまいました。申し訳ないです。

では前回までのあらすじ!


・月夜「俺が勇者たちを止めてみせる」

・話を聞かない門番

・臆病過ぎる領主

・月夜「戦力貸して?貸さなかったら分かるよね?」


こんな感じですか。今回は王国軍サイドのお話です。


ではどうぞ。

  Side:Isato



 それはある日突然に告げられた。


『勇者たちよ、急に呼び出したこと、謝罪する。しかしつい先程、そうせざるを得ない報告を受けたのである』


『いえ、事情があるのでしたら仕方ないかと。

 それで、国王様。その事情とやらをお聞かせいただくために我々は集められた、ということでよろしいのですか?』


『うむ。貴殿らは隣国であるヴィンデミア公国のことをどれだけ知っているだろうか?』


『えーっと……南側にある国で?』

『都は公都スピカで?』

『結構最近に建国された国……ってことぐらいです』


『なるほど………確かに、すべて間違ってはおらぬ。しかし、特に3つ目には付け加えねばならぬことがある。それは公国が、我がリルバ王国から分離して成立した国である、ということである。

 ここからが本題である。つい先程、非常事態が発覚した。公国の中枢が魔族に乗っ取られているというものだ』


『それは……!? 確かなんですか?!』


『うむ。情報の出所は信頼してよい。更に言えば、宣戦布告も為された。これは既に、正式な戦争である。

 そして、勇者たちよ。貴殿らに公国議会の征討を依頼したい。もし本当に公国が魔族のものとなっていれば、事態は一刻を争う。魔王侵略の水端(みずはな)ともなり得るであろう。そうなってしまってからでは遅いのだ。

 我が国だけではない。この世界を救うために、どうかその力を振るってはもらえぬか?』


『しかし、それでは生徒に戦争を強いるも同義。進藤の二の舞にするわけには――』


『大丈夫ですよ、先生。安心してください。俺たちは悲劇を繰り返さないためにあれから力を磨いてきました。そう簡単に後れをとるようなことはありません。

 それに――月夜の仇も取ってやりたいんです』


『そう、か……ならば、条件をつける。

 1つは、公国に行くのは意志のあるものだけだにしろ。

 もう1つは、その中でも、俺を打ち負かすことができるもののみ行くこと。最低限生き残る程度の実力と、人を傷つける覚悟。どちらか片方でも欠けているやつを行かせるわけにはいかない。この条件を呑むのなら、許可しよう。

 構いませんね? 国王陛下』


『もちろん、我も貴殿らに死んでもらいたくはないのでな。戦闘に不向きな者は残るよう言おうと思ってたところである。戦闘に参加できないと判断された者には、異なる分野で活躍してもらえるとありがたい。治癒、鍛冶、調薬……貴殿らの得意分野でこの国の助けとなってほしい。頼めるだろうか?』


『もちろんです。俺たちにできることなら何でも言ってください。こういう時だからこそ、自分にできることを精一杯やるべきですから!

 いいですよね、先生?』


『ああ、それくらいなら問題ない。むしろ積極的にやるといい』


『はい!

 国王様、それで、出発はどのくらいになりますか?』


『開戦は三日後ということになっている。直前に余が直々に国境付近まで送る予定である。それまでは猶予があると思ってよい。

 では、そのときになればまた呼ぼう。協力、感謝する』



 以上が、こうして転移されることになった経緯(いきさつ)だ。



 現在、大広間で国王様の詠唱が行われている。中央には戦場に向かうことになった32人の勇者と、騎士団の凡そ半分、2,000人の騎士たち。少し過剰戦力かもしれない。けれど、正義は確実に執行されなければならない。正義が悪に屈するようなことがあってはならないのだから。


「―――彼の地は此の地、此の地は彼の地。二つは異にして同。其れ則ち此の地にあるは彼の地にある、必然の理なり。

 我が精強たる騎士団、神の使わせし勇者、在るべきは此処に非ず。其の在るべきは魔の麓に。民を守り、国を助け、世界を救いたまえ。“転移(ワープ)”」



 詠唱が終わると、辺りに魔力の奔流が迸るのを感じた。瞬間、視界がブレて、俺たちは屋外にいた。

 見渡せばそこは丘陵地帯で、前方200mくらい先に人の手の入った街道が見えた。


 しかしどうやら、前だけを気にしているわけにはいかないらしい。街道とは逆方向、つまり背後の林から、ゴブリンの群れが姿をあらわしたからだ。わらわらと湧いてくるやつらは凡そ30匹はいるだろう。

 ゴブリンは緑色の肌と醜悪な顔を持つ、魔物の代表格みたいなやつだ。魔物の分類上は『亜人種』に属していて、知恵だけは高い。その他の特徴としては、種族スキルに[異種族交配]という最悪なスキルを持っていることだ。効果はその名の通り、異種族との交配が可能になるという下種のものだ。ゴブリンはオスしか存在せず、異種族のメスを自分たちの群れ、巣穴に連れ帰りゴブリンの子を産ませるのだ。


 1ヶ月前の実戦だったら、きっとみんなパニックに陥ってしまっていただろう。そんな悪魔のような異形の化け物が急に姿をあらわしたんだから。

 しかし――俺たちの1ヶ月は無駄ではないと証明されることとなる。


「総員、戦闘準備! 敵はゴブリン、数は約30! 騎士団は勇者様方の邪魔をしないように! 勇者様方は準備ができ次第殲滅を開始してください!」


『ハッ!!』

「了解です!」

「分かりました!」


 団長のバルダさん号令がかかると同時に、詠唱の済んだ魔術、魔法によって火球、水流、土槍、風刃といった攻撃が勢い良く飛んでいく。ゴブリンたちが回避に移る暇もなく着弾し、轟音と土煙があがる。

 ゴブリンは繁殖力は強いが、戦闘能力は高くない。高い知能こそ厄介だけど力もそこまで強くはないし、魔法を使うのもほんの一握りの変異種だけだ。だから正面からの戦闘で十分戦える。

 砂塵の舞い上がる中で奇声をあげるゴブリン。高い知能が仇になったな。急な状況変化でパニックを起こすのは何も人間だけじゃないってことだ。


「今だ! 前衛は突っ込むぞ!!」


 つまりはカタをつけるチャンス。視界は悪いけど、動く小さい影をことごとく切り捨てる。砂塵が晴れるころには、あらかたの戦闘は終わっていた。

 終わり――じゃないみたいだな。


 辺りを確認すると足を引きずるようにして林の奥に逃げ帰って行く1匹のゴブリンが見えた。引きずっている足が焼け爛れているのを見ると、最初の魔法だけ食らって、あとはなんとか逃げおおせたみたいだ。

 そんな敵を、どうして見逃すことができる? 悪は全て滅びなくてはならない。


「死ね」


 首を切り落とす間際、ゴブリンの顔は恐怖に歪んだように見えた。






「ご苦労だった。ではこれより、公都スピカに向けて進軍を開始する。国王陛下のお心遣いにより、現在この街道の王国側は閉鎖されている。使用する者はいないはずだ。――公国からやって来た者を除いて、な」


「では、そいつらを殺せばいいんですか?」


「そうだ、向こうから来るということはつまり公国の人間であるということだ。すでにあの国は魔族に侵されている。例え人間でも容赦はするな。それが相手への慈悲だ」


「了解です。

 ――みんな、聞いたな!! 反対方向からやって来るやつらは殲滅だ! 俺たちの手で、彼らを魔族から解放してやるんだ!!」


『オオオォォォ!!』



「よし、では行くぞ! 最初の目標はここから南東に凡そ1日、公国の城砦都市ヴィンデミアである!!」




  ◇◆◇




 それからほぼ1日が経って現在、俺たち王国軍は薄暗い小山を進んでいる。日は落ちかけているころだろうか、生い茂る木々のせいで視界は良くない。標高が高いわけではないけれど、なんというか……空気が重いって言うのかな? 感情的ではなく感覚的に。何だか嫌な感じだ……結局あのゴブリンから公国兵どころか魔物すら見ていないし。


「バルダさん、ずっと魔物の姿も見えてないですけど、おかしくないですか?」


「いや、状況を鑑みればそうおかしなことでもないだろう。公国で糸を繰っているのは魔族だ。魔族は魔物を従える。ならば、戦力を一纏めにして温存することも考えられる」


「あ、確かにそうですね。ありがとうございま――」


 俺のセリフは最後まで続かなかった。なぜならば。



「グッ!」



「ユート!!」

『勇人(君)!!』


 迸る激痛。焼けるように熱いのは左足だ。何かと思って目を向ければどこからか飛来したらしい矢が深々と刺さっていた。


「ッ、みんな、気を付けろ!! 敵襲だ!!」


「―――総員至急戦闘準備! できるだけ人数を固めるように!! 背中を合わせて死角をつくるな!!」


 そう指示を出してるうちにも矢は次々と飛んでくる。同時に何本も飛んでくるってことはそれだけ人数がいるってことか……。遂に公国からも仕掛けてきたか。

 けれどどうやら矢で殺すつもりはないようで、さっきから足元ばかり狙ってくる。それが分かると、まともに食らうことも少なくなってきた。当たってもかすり傷だ。


 戦闘が均衡状態に入って5分が経つ。しかし敵はこれをいつまで続ける気だ?もうみんな対処の仕方が分かったみたいだし、これ以上は矢の無駄じゃあないか。

 ほら、また飛んできた。正面から太もも辺りを狙って。こんなの避けるまでもなく剣で弾けば――


「――え?」


 トスッ、とあっさりした音をたてて矢が刺さる。別段それはおかしいことではない。けど――


 ――何で身体が動かないんだ?


 おかしい。さっきまでは問題なく動けてた。動けなくなるなんて……。虎太郎が倒れた俺を抱えてくれる。大丈夫だ、心配しないでいいと目で訴えかける。


 そうだ、ステータス。あれを見れば分かるんじゃないか。俺は心中で唱える。



 ――――――――――――――― 


 名前:明上勇斗

 種族:普人族

 性別:男

 年齢:17歳

 状態:洗脳、麻痺


 Lv.41

 HP  280/688(+200)

 MP  200/484(+200)

 STR  716(+500)

 VIT  404(+200)

 INT  389(+200)

 MEN  385(+200)

 AGI  381(+200)


 称号 : 【努力家】

      【贋者の勇者レプリカ・オブ・ブレイヴ】

      【異世界人】

      【Hope】

      【光神の加護】

 固有スキル:[聖魔法Lv.12]

 特殊スキル:[早熟]

       [限界突破Lv.2]

       [無限収納]

 スキル : [鼓舞Lv.4]

       [身体強化Lv.9]

       [人族語理解]

       [光属性魔法Lv.8]

       [直剣術ⅡLv1]

       [体力回復Lv5]

       [魔力回復Lv3]


 ――――――――――――――― 



 やっぱりそうか。『状態異状:麻痺』。原因はこれだろう。けれど、いったいいつの間に……まさか!?


「―――」


「どうした、勇人!! 大丈夫か?!」


 嘘だろ……? もう声も出ないなんて……。こんな場合じゃない、みんなに伝えなきゃ。その矢にはきっと、毒が塗ってある!


 ――ドサッ


 遠くで騎士団の人が倒れた。たぶん俺と同じで矢が刺さってしまった人だ。矢じりの毒が回ったんだろう。その後も次々と倒れていく。そのうち、掠っただけの人も倒れてしまうんじゃないかと思った矢先、ようやくバルダさんみ気づいたみたいで指示が飛んだ。


「矢には麻痺毒が塗ってあるぞ!! 食らってしまった者は解毒薬を飲め! すでに倒れている者には近くの人間が飲ませてやれ! いいか、これ以上は被害を増やすな! 解毒には上限がある、これから絶対に矢は回避しろ!!

 それと探知班、敵の人数は割れたか?!」


「いえ、それが何故か、この辺りの魔力濃度に乱れあり! 上手く捉えられません!!」


「なんだと…!? クソッ、どこまでも卑劣な…!!」


 それを聞いて俺はむしろ納得していた。さっきからずっと感じていた空気の重さみたいなものは、きっとそれだと思ったから。けどその原因が分からない。空気中の魔力濃度なんて、そうそう変化するものじゃない。こんな風に俺たちの邪魔をするかのように変化するなんて異状だ。


 けれど、考えるのは後にしよう。そろそろ虎太郎のくれた解毒薬が効いてくるころだ。


 ……


 ………


 …………


 あれ?

 全然治る気配がない。相変わらず声も出せないし、身体も動かない。どうして――?


「だ、団長! 解毒薬の効果が現れません!」


「何っ!? いったいどういうことだ!!」


「確証はありませんが、あの毒、ただの麻痺毒ではないかもしれません!

 ですが、先程から、攻撃の手数が減っています! 反撃のチャンスではあります!」


「ムッ、ならば負傷者は一ヶ所に集めよ!! その防衛を残し、その他は攻勢に撃って出よ!!」


『オォ!!』


 俺を含めた負傷者組は一ヶ所に集められ、それが確認されると、こちらの反撃が始まった。

 相手の武器は今のところ弓矢だけだ。つまり、敵の居場所なら分かる。矢が飛んで来ると、即座にその方向へ魔法やこちらの弓撃が向かう。それに追随して刀剣を持った人々が攻める。向こう側としては相当なプレッシャーだろう。


 敵は正面戦闘が得意ではないようで、騎士やみんなが攻めに転じると、矢はもう飛んで来なくなった。恐らく逃げたんだろう。姿をはっきりと見た人はいなくて、ただ森に紛れるような服装だったらしい。

 特殊な毒を作る能力があるってことは、暗殺者やシーフの類だったのかもしれない。ああいう輩は卑怯な手を躊躇なく使ってくる下衆だからな。


 無事にやつらを追い返すことに成功し、バルダさんから号令がかかった。


「――皆のもの、ご苦労!!襲撃者は我々を恐れ逃げ帰った!

 だが、やつらの用いた卑劣な毒は、ただの麻痺毒ではないらしい。さすがに、これだけの人数が回復しきっていないまま進むのは無茶と言うものだ。不本意ではあるが、今晩はここで一夜を越す! 負傷者は回復に専念せよ!! そうでない者は交替で見張りに当たれ!! 明日の早朝には出発する。しっかりと体を休めておくように!」


 山中で急に始まった戦いは、幸いこちらの死者を出さずに終了した。




  ◇◆◇




 日も完全に没した。


 俺たちは食事を済ませ、簡易テントの中で横になっていた。結局あの麻痺は自然治癒に頼る以外を選択肢がなかったけど、予想よりも早く治った。テント内ではすでに寝息も聞こえていて、起きている人間の方が少ないだろう。

 娯楽も少ないこの世界で早寝には慣れてはいたけど、なぜか今夜は上手く寝付けなかった。


「勇人……起きてるか?」


「虎太郎か? うん、起きてるよ」


 このテントの中には騎士団の人たちはいない。いるのは戦場に行くのを許された異世界人の男子だけだ。男子と言っても先生もいるけど。


「なんかさ……寝れないんだよな」


「虎太郎もか。俺もだよ。おかしいよな、今までこんなのなかったのに」


「ああ……俺はさ、不安なんだ」


「……何が?」


「村雲が――みんなが死ぬのが怖くてたまらない。今日だって、お前が倒れたときめっちゃパニクってたんだぜ?」


 それは知ってた。あのときの虎太郎の顔はひどくぐちゃぐちゃだったから。


「やっぱり、俺が来るべきじゃなかったのかなぁ……」


 虎太郎は、本来は来れないはずだった。先生が出した条件――先生に勝たなきゃ戦場にはいってはならないというもの――を虎太郎は結局、クリア出来なかった。それでもここにいるのは、虎太郎の本気が認められたからだ。国王様や、バルダさんや、俺たちの説得に先生はついに根負けしたのだった。


 だけど、今の虎太郎はそれすら後悔しているように見えた。

 ―――まったく……


「……虎太郎が自分でどう思ってるかは知らないけどさ」


「ん?」


「少なくとも俺は、今日虎太郎がいてくれて良かったと思ってるよ。虎太郎が側にいてくれて安心した。

 戦って敵を斬るだけが活躍じゃない。騎士団にもいろいろサポートしてくれる人たちがいるだろ?自分ができることで仲間の隙間を埋めてやればいいと思うよ」


「―――。

 …そっか……そうだよな。ありがとう、勇人」


「お礼を言うのはこっちなんだけどな」


「いや、うん、でもありがとう。何だかスッキリした。

 そういや、勇人が寝れない理由は何なんだ?」


「ん? ああ、ちょっと考え事をな」


「考え事?」


「うん、今日のことでちょっと。

 例えば、山の魔力濃度の変化」


「確かに、おかしかったな。騎士団の人は偶然の自然現象じゃないかって言ってたけど……」


「でもあんなタイミングで起こるのは変だ。まるで俺たちの邪魔をするために起きたみたいだった。

 他にもある。敵が足元しか狙わなかったのはなんでだ?しかも麻痺で倒れた人を射ることもなかった。やつらは俺たちを殺したいんじゃないのか?」


「それは……」


「それに、最後の撤退だって今になって考えれば―――」




「ユート、いつまで起きているつもりだ」




 気付くと入り口にはバルダさんが立っていた。


「明日は早いと言ったはずだが?」


「すみません……何だか寝付けなくて……」


「そうか。だが無理矢理にでも寝ておけ。明日の昼頃には目的地に着く。十中八九戦闘になるだろう。そうなれば、キツいのはお前さんだぞ?」


「はい、すみません」


「分かればいい。

 ではまた明日――2人とも」


 そう言って去っていくバルダさん。俺の頭からは(さき)の疑問はすでに消えていた。


 Vocabulary


・魔素濃度

魔力を構成する最小単位、魔素。それがどれだけ空気中に含まれるのかを示したもの。基本的に場所によってしか変化しない。

いつもと差が大き過ぎると、魔術や魔法の制御が上手くできなくなったりする。



 Monster


・ゴブリン

緑色の皮膚、子どもほどの背丈、同じく子ども程度の頭脳を持つ魔物。属性は闇。地球のGと近い扱いであり、「嫌なもの」の代名詞。一匹見かけたら30匹いると言われるが誇張ではない。メスは存在せず他種族と交配する。

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