僕の最近の出来事（ある歯科院長の奮闘記） ＮＯ．41
僕の近況報告
今、最後の患者さんが終わった。
正直 疲れた。
現在 ＰＭ23：40
久しぶりの来た患者さんで37歳女性。
カルテに極度の歯科恐怖症と書いてあった。
僕が書いたものだ。
ずっと、市販の痛み止めで我慢していたが
いよいよ 我慢できずに来院されたとのこと。
しかも23時すぎ。
「すみませんけど激痛のものを今から処置すると
治療費がけっこうかかりますよ」
と僕が言うと、2千円しかもってきてないといわれた。
「それじゃ無理！！」
と僕は答えたが、結構痛みがあるとのことで、
しょうがなく歯ぐきのおそうじ代のみで治療を
してあげることにした。
その女性は「あと、千円持ってるけど
治療がおわったらコンビニで
何か買いたいじゃないですか」
といいやがったので
僕は「しらんがな！！」
とさけんだ。
「コンビニで何か買うお金があるなら
うちに支払ってくださいよ！！」
と冗談半分にへらへら笑いながら
心の中ではムカッときながら
僕は大声で笑いとばしながら言った。
ふとその時に、
過去にどかたのかっこをしたおっさんが
3年位前に激痛で当院に来院して、
1300円をにぎりしめて
「この千円は今夜のワシの晩御ごはん代なんです」
といいやがったので、
「じゃ今度、残金はきちんと支払ってくださいよ！！」
といって300円だけ いただいたことがあった。
その後1ヶ月まっても支払いにも治療にもこないので
電話をしたが
（だいたいこんな感じの患者の連絡先は携帯電話）
居留守をつかってでない。
完全無視。
3ヶ月くらい しつこく、ことあるごとに
電話をしてみたが、
全く連絡はかえってこなかった・・・
と、まあ 前に来たときもこんな感じの
いいかげんそうな女性で
僕は目先のお金は数年前から
追わないようにしているので
しょうがなく むかつくけど、その女性に対しても
あほっぽくフレンドリーな感じでしゃべっていた。
彼女の奥歯には大きな穴があいていた。
ひととおり説明した僕は
投薬して服用してもらって
麻酔をうった。
「麻酔をうちますよ！！」
といって麻酔をうとうとすると
その女性は「ちょっと待って！！な、なにをするの！？」
と僕の手をさえぎろうとしたので
「はいはい あぶないですよ～～～
麻酔打つっていってるでしょ～～～
はい、 僕の手をはたかない！！
あぶないでしょ！！
こんな夜中に激痛できて2千円しか
払ってくれないんだから
ちんたら丁寧にはできませんよ～～～
君にだらだらつきあってあげれませ～～～ん
ハイ頑張って！！」
ブス！！！！！！！！
と麻酔をそれでも丁寧にゆっくりうってあげた。
その女性はおおげさに
「ぎゃ～～～～～！！！！
先生 ちょ ちょっと まって～～～～
うわぁぁぁ～～～～！！！！」
と、僕の耳元で大きな声で叫んだ。
「はいはい きみぃぃぃ～～～～
ちょっと おしずかに！！
動かないで～～～
だれもおらんでよかったですよ。
きみ 大げさに騒ぎすぎ！！
麻酔、きちんと丁寧にうったんだから
痛くないはずよ！！
いたかった？」
と麻酔をうちおわり、うがいをさせて
彼女にきくと
「いや、痛くなかったです」
と答えた。
「きみ さわぎすぎぃぃぃ～～～
小さな子供じゃないんだから
僕のこの ＧＯＤ ＨＡＮＤ（神の手）を
いまだに信用してないの～～～？
さみしいのぉぉぉ～～～～」
「だって先生～～～
ちゅうしゃ
こわいんだもの～～～」
「じゃあ、こんなふうに
神経をとる処置で麻酔がいやなのなら
早期発見早期治療で
はやく くりゃ いいやん！！」
「だって いそがしかったんだもん」
「いそがしいかったって、僕の病院は
土日祝日、 朝から深夜までやってるんですよ！！」
「いや～～～、私もいろいろあるのよ せんせい！！
2日後は息子の卒業式なのよ
卒業式では、歯の痛いままで参加したくなかったから
頑張って今日きたのよ」
「そりゃ～息子さん おめでとうございます
ってか、それでこんな夜中に2千円だけ治療費
もってきてないってひどいでしょ！！
これからは激痛のある処置を希望で
深夜にきたら5千円くらいもってきてくださいよ～～～」
といった。
彼女は僕がよくいくラーメン屋で働いているとのことだった。
彼女には3人の息子さんがいるとのこと。
高1 高2 高3
で全部男で、彼女いわく
女の子がほしかったとのこと。
「長男はいつの子ですか？」
と聞くと20歳のときの子とのこと。
「僕が20歳のときには鼻水たれてたですよ！！
20歳でお母さんになったってすごいですね！！」
というと彼女は笑っていた。
半年前にラーメン屋でご飯をおかわりしたら
その息子さん（次男）がバイトとして働いていて、
ごはんをよそってくれた。
まじめそうな子だった。
そのことをいうと、
「あの子は今、家出して2週間帰ってきてないですよ。
この前帰ってきたと思ったら、金髪になっていた。」
といった。
「今でもラーメン屋でバイトして頑張っているんですか？」
と聞くと、
「けっこう前にとっくに辞めていますよ」
といわれた。
まじめそうな子だったのに友達や環境で
そんな風になったんですかね？」
と僕が問うと、
「上の二人の子は今のだんなの子じゃないんですよ。
私、バツ1なんですよ。
再婚してもう一人 産んだんですよ」
とずばずばと、いろんな話をしてくれた。
歯科治療は痛くないのに、歯を削ると
「ぎゃ～～～～！！！！ぎゃ～～～～！！！！」
と叫んでいた。
「痛いんですか？
痛かったら遠慮なく手をあげてくださいよ！！」
というが、足をばたつかせて、叫びまくっていた。
僕の耳がキィ～～～ンと鳴った。
「痛いんですか？」
と聞くと
「痛くないけどこわい」といっていた。
「痛くないなら、足はばたばた させないで！！
めちゃあぶないですよ。
今日は朝から18時すぎまでずっと
患者さんが続いて、昼兼夜ごはんを15分で食べて、
また18時30分からお仕事してるんですから、
今日は僕はめちゃ 疲れているんですよ！！」
そんなにじたばたしたらバーが唇など切って
医療事故につながるでしょ！！」
と僕も叫んでいた。
それでもなんとか無事治療がおわった。
激痛もなくなったとのことだった。
彼女は笑顔で帰っていった。
今日はなんだか忙しかった。
お昼に両親が実家から月1回の歯ぐきの掃除をしにきた。
そして ことあるごとに
営業の電話が今日はよくなった。
不動産投資 外貨投資
電話会社の営業 物産の営業
ホームページの営業
だいたい電話の内容のパターンは決まっている
営業マン「こちら＃＃＃＃と申しますが
院長先生はいらっしゃいますでしょうか？」
僕「で、結論はなに？」
営業マン「院長先生でいらっしゃいますでしょうか？」
僕「で、さっきから聞いているけど 結論はなに？」
「・・・・
ハイ、結論は
不動産投資の件で」
「はい！！ いりません！！
さよならぁぁぁ～～～」
ガシャン と電話を切る。
しつこい奴には
「おたくの後ろから営業の方の電話で
会話している声がまるきこえなんですよ！！
適当にいろんなところにランダムに
電話しまくってるんだろ！！」
というと、
いきなりガチャときられたこともあった。
営業の電話にはまともにうけおって
いやな目にあってもイライラしないようにしている。
実は僕も昔は営業マンをしていたのだ。
営業マンも嫌な対応をされたら、
すぐに気持ちを切り替えて
つぎの客に気持ちをもっていくのだ。
大変なお仕事ですよ。
でも日曜日の夜23時過ぎに不動産投資の
営業の電話が毎週しつこくかかってきたときは
さすがの僕もぶちきれた。
「はい、きりんさんです！！
でもぞうさんのほうがも～～～っとすきです」
と営業マン相手にガキンチョ声でふざけていたら
「院長先生！！
ふざけないでくださいよ！！
こちらはまじめに説明してんですから！！」
とさけんだので
「きさまこの！！
なにいうてんねん われ！！
毎週 毎週 日曜の夜11時過ぎに
何電話かけてきてんだ こら！！
俺様は情熱大陸みてたんだよ！！
（実際はみていない）
きもちわりい声で淡々と
不動産の話をし続ける
おめぇの話なんて
きいてられっかよ
ざけんじゃねぇぞ こら
きさま！！
ぼてくりこかしちゃろうか！！」
とどこの方言かわからない声で
めちゃ低い太い声で携帯ごしに怒鳴った。
それからは、電話はかかってこなかった。
ところで、今日は22時から23時まで病院をしめきって
トランクス1枚だけで上半身はだかで
パフュームの音楽をガンガン鳴らしながら
1ＫＧのダンベルをそれぞれ左右にもって
シャドウボクシングとシャドウランニングを
みっちりした。
めちゃ体がひきしまってきた。
寒いのに汗でびしょびしょになった。
僕は来月は済州島
再来月は中欧ヨーロッパに行くのだ。
体をひきしめて写真写りをよくしたい。
あと、かなり走り回るのでかなりの体力を使うのだ。
海外旅行では、朝から深夜まで僕はよく
動き回ります。
何でも観てみたいからです。
ツアーの自由行動では、集合時間ぎりぎりまで
僕は動き回ります。
そしていろんなもの屋風景、人を
たくさん写真に収めたいのです。
自分の歯科医院を開業してから今年で10年目です。
2014年1月 現在
日々お仕事などでおこった出来事を、
ありのままに
このお題にて投稿していきます。
ある歯科院長の日常を覗いてみてくださいな
どうぞ よろしく～～～！！！
（僕の文章を読んだ感想などを書いてくださるとうれしいです！！！。）
ちなみに僕は
Ｙｏｕｔｕｂｅで歌っています！！
Ｙｏｕｔｕｂｅ上で｛歯聖純｝｛神名純｝で検索してみてください。
あとＰＩＸＩＶで絵を描いて発表しています！！
Ｙａｈｏｏで｛神名純 ＰＩＸＩＶ｝で検索してみてください。
