(chapter 3) 国試対策の毎月の模擬試験
僕は歯科医師です。
歯科医院を経営しています。
僕が歯科医師になるまでの苦難の道のりを描いた
{わすれられない人たち}
この作品は僕の自伝小説です。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
歯科医師国家試験 の前に、歯科大学の卒業試験があるのだが、
その対策のために大学6年になってからは、(歯科大学は、6年制)
国試(歯科医師国家試験の略:以後この略称で表記します)対策のために、
毎月1回 大学側による模擬試験がおこなわれた。
僕は、良くも悪くもなく、だいたい常に、真ん中あたりだった。
そのときの6年生の学生の人数は、留年組 もあわせて、120人くらい。
だいたい僕は60位くらいに位置していた。
卒業試験で20人くらい、国試で10人くらい、
毎年失敗していく。
ま、僕は安全区域では、あったんだけど...
毎回、模擬試験のあとは、学生課の前の掲示板に名前つきで、
試験の点数の順位が、バンッ と掲示され
教授、先輩後輩たちなど、みんなの目にさらされるので
ちょっと恥ずかしい思いをしたりして...
あぶない点数と、順位をとろうものなら、
あのひと、やばそーと、後輩たちにさえ、後ろ指をさされる結果になってしまう。
ちょー、恥ずかしい状況にさらされるのだ!!
この作品を通して、皆様に少しでも歯科医師という職業に
興味を持っていただけると幸いです。
歯科は痛くて怖いところだと思い、
歯が痛くても痛み止めで我慢していた結果、
症状が大変ひどくなってから来院される患者様が、
当院でもかなりいらっしゃいます。
そうなると、残せる歯も残せなくなる可能性がでてきます。
そうならないためにも、そんな方たちに、
こんな歯科医師もいるんだよと、
歯科医師を身近に感じていただき、
なるべく早期発見早期治療でお願いします。
8020運動(80歳まで20本の健康な歯を残そうという運動)
をご理解いただき、一生自分の歯でおいしく食べてまいりましょう。
僕の人生は少しだけ、数奇な道程をたどりますが、
こんな歯医者もいるんだなぁ~と、興味を持って
この{わすれられない 人 たち}
を読んでくださると、大変ありがたいです。
どうぞ応援よろしくお願いします!!