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プロローグ
俺は今クラス表を見ている。
そう、今日は始業式。
そして一つ学年が上がる日である。
俺がクラス表を見ていると、
「おぅユウお早う。」
ちなみにユウとは、
俺が中学の時に付けられたアダ名だ。
「どうだ?新しいクラスの顔ぶれは。」
「まぁまぁかな。1年ん時に同じクラスだったやつもいるし。」
「そっか。まぁ俺もお前とおんなじクラスだけどな。」
おっと紹介を忘れていたがいま俺とはなしてるのは宮下だ。小学校からの友達で何か知らんが一緒に居ることが多い。
「……」
「なんだ?え?無視かよ。」
「だってお前とつるむのめんどいし。」
そんなことをしながら俺と宮下は2年3組のクラスに入っていった。