闘技場の覇者
「今、なんて言った?」
目の前の橙色の髪の青年は、アルを睨みつけた。
「あわわわわ」
リイアは怯え震えている。
少し前。
「さて、目的はなんなんですか?」
闘技場の門を越えた所で、一度立ち止まり、僕は二人に聞く。
「この闘技場のチャンピオンに会う事です」
ジルが教えてくれた。
「ほう、いきなりチャンプに挑戦ですか?やりますね!」
僕はジルに向けて【サムズアップ】する、勿論無表情で。
「違う違う違う違う違う違う」
リイアは美しい金髪を振り乱し、首がもげそうなくら振り回して、否定を示す。
「そうではないのですが…」
何て答えようか迷っているジル。
「言えないなら良いですよ、ひとまず案内しますね」
「いや、申し訳ないです」
再び歩き出す三人。
闘技場裏の控室。
運良くチャンピオンに会えたのだが、雲行きが怪しい。
「ファンではない?」
闘技場のチャンピオンとなると、当然人気も出て来る。
ファンを蔑ろにしない態度は、素直に好感が持てる。
「はい、申し訳ないのですが、少し話を聞いてもらえませんか?」
椅子に深く座り直して、闘技場の覇者、ラインハルト=デルグラートが尊大に構える。
「少しならな」
今日のチャンプは機嫌が良いらしい、普段は話をする事すら出来ないらしい。
一通り事情を話し終え、ラインハルトの答えを待つ一向。
「俺はそんな事してる暇はねぇ!早く【武王】に追いつきたいんだ!」
橙色の髪の青年は、そんな夢を熱く語る。
太い眉の下には、全てを斬り捨てるような鋭い黒目がある。
細身に見える身体だが、無駄のない柔らかい筋肉は、猫科の猛獣を連想させる程力強い。
なる程、確かにここでは強者たるのだろう。
武王とは、かつての【十二王】のひとり。
その名の通り圧倒的な戦闘力で、闘技場の覇者として絶対王者として君臨していた。
「そんな…」
その答えに絶望するリイア。
遠くで見守っていたアルがいつの間にか、リイアの隣に来ていた。
「ふむ、武王ですか?」
「お前、知ってるぞ…むの…アルだよな」
「はい、いいですよ、無能って言っても」
「…いや、悪かった」
武王の事は、本で読んでそこそこ知っている。
「そうだよ!もう少しで、その称号に届くんだ!」
【武王祭】で三連覇すると、武王の称号が与えられる。
ラインハルトは二連覇中だ。
「あなたは、その称号が欲しいんですか?それとも武王の様になりたいんですか?」
ラインハルトは、そのアルの言葉に反論する事が出来なかった。
「………」
僕は彼の事を、爪先から頭までゆっくり見て見る。
「な、なんだよ?」
「無理でしょ?あなた程度じゃ、話にならない」
僕はそう結論付けた。
色々な文献を読み漁った僕は、きっと彼より武王の事を知っている。
「今、なんて言った?」
冒頭へ戻る。
だって僕より弱そうだし。
「あわわわわ」
リイアは慌てている。
「つまりは、そんなに強くないと言うか…」
本当の事を言う僕。
「何だと!この野郎!!俺はずっと努力してきたんだぞ!!」
ラインハルトは立ち上がり拳を握る。
周りの人間も、ラインハルトが黙々とトレーニングしているのを知っている。
それは、孤独な努力だった。
誰にも頼らず、ひたすらに己をいじめ抜いていた。
だからこそ、ラインハルトは激昂する。
それを聞いていた仲間も、怒りに震える。
「ちょっと!アル?何言ってんの?」
ラインハルトのレベルは29、アルは4。
勝負にすらならないはずである。
「そうですよ、彼はここのチャンプですよ」
ジルも慌てて止めに入る。
「この闘技場のレベルってそんなに高くないじゃないですか?【剣闘士ごっこ】って言うかなんて言うか」
その一言に周りがざわつく、殺気まで向けてくる者までいる。
「てめぇ!そこまで言うなら【武舞台】に上がりやがれ!お前じゃ俺には勝てねぇよ!」
「まぁ、いいですけど?」
流れでチャンプと闘う事になってしまった、目立ちたくないのだが。
「後悔すんなよ!」
「そのセリフ、負けた時カッコ悪いからやめたほうがいいですよ」
ラインハルトは怒りに震え、目を充血させ、血が滲むほど拳を握り込んだ。
「そこの二人も遊んでけよ」
二人に声をかけてきたのは、ここで戦っている闘士達だった。
不躾なアルの仲間も、痛め付けてやろうという気が満々である。
「どうします?」
ジルが相手の殺気を気にするでもなく、リイアに聞く。
「私が闘うの?」
「自信無いですか?」
「まさか、この程度で?」
リイアも充分煽っている。
「この程度だと!?」
「面白えじゃねぇか!」
更に闘士達は燃え上がった。
こんがり炎上しました。
この闘技場には5つの武舞台がある。
アルとラインハルトは中央の、ジルは北東、リイアは北西で闘う事になった。
「まずは、この装置に手をかざして下さい」
闘技場の受け付けで登録しないと、戦えないらしい。
【ステータスを測る装置】とのこと、ステータスを開示するだけではダメだそうだ、信用性に欠けると。
ステータスというのは、隠蔽出来るらしい。
「はい、どうぞ」
僕は言われるがまま、真球のクリスタルに手を置いた。
「そのままじっとしていて下さい」
暫くすると、ピピッと、電子音が鳴った。
「は?」
その結果を見て、受付嬢が変な声を出す。
「なにか?」
「レベル4?それでチャンピオンと戦おうと?」
「まぁ、そうですね」
「イカれているとしか…」
らしくない発現をする受付嬢は、アルを慌てて止めようとする。
「大丈夫です、手加減するんで」
アルは素知らぬ顔で、受付嬢をスルーする。
「あなた!何を…」
リイアが受付嬢を手で制した、その隙にアルは武舞台へと向かう。
「ステータスだけでは、強さは測れないと言うことよ、まぁ、私も始めて見た時ビビったけど」
「そんな事言ったって…」
「見てれば分かりますよ」
ジル対ウェビック。
勝負の付け方は、闘技場の公式ルールを採用した。
どちらかが戦闘不能になるか、武舞台から落ちた時、負けが確定する。
ウェビックは爪使い。
LV63、HP2310、MP750。
この闘技場の闘士の中で、一番レベルが高い。
因みにジルのレベルは60である、ほぼ互角のステータスと言っていい。
既に両手に、20cmの三本爪を着けている。
擦り付けて、火花を飛ばして煽ってくるウェビック。
「これは楽しみだなぁ」
強そうな相手に、舌なめずりをするウェビック。
「自分はそうでもありません」
「けっ!お利口さんかよ?」
ジルは両手剣を抜いて構えを取る。
「なんだ、そのでけえ剣は?」
ウェビックは警戒し一歩下がる。
ジルの持つ大剣は、2mを超える代物。
持つだけでも大変な超重量の剣。
「ただのクレイモアです」
その両手剣を、片手で構える膂力を持つジル。
「けっ!つまんねぇ野郎だ」
審判が開始を合図する。
「始め!!」
先に走り出したのはウェビック。
素早い動きでジルを圧倒する。
一瞬で横へ回り込む。
「しゃしゃしゃしゃしゃしゃ!」
両手の爪で、ジルを何回も切り裂く。
「ふん、つまらねぇなぁ、これじゃ弱い者いじめ…?」
ジルは大剣を弓引くように構えたまま、一歩も動いていない。
「何か言いましたか?」
「は?」
ジルは無傷だった。
ステータス上ではほぼ互角でも、能力差は確かに存在する。
ジルは守りに特化していた。
「それが貴方の全力なら、私には一生傷はつけられないですね」
ジルは両手剣を片手に持ったまま、もう片方の手をウェビックに向ける。
ウェビックは、頭が真っ白になり固まっている。
今まで、自分の攻撃で無傷だった奴なんていなかったから混乱しているのだ。
「光撃」
無表情でスキル名を告げるジル。
客席で呑んだくれている二人の男。
「なぁ、アレって魔法じゃないのか?ひくっ」
「魔法は失われている、アレはディバインナイトの光属性の攻撃スキルだ〜よ」
「へぇ…」
「おりゃあ、魔法見たことねぇからなぁ、違いがわからんわ」
「あぁ、出た出た俺若いアピール!ちょっとしか年変わんねぇじゃねぇか?嫌だ嫌だ、これだから第三崩壊世代は!」
「うっせぇなぁ!お前だって意味不明の第二崩壊世代アピールやめろや!」
二人の試合も燃え上がっていった。
掌から弾き出された光の球は、ウェビックの腹に食い込んだ。
骨が軋む嫌な音が聞こえた。
「うぇ!」
その場で膝を付き、額からリングに崩れ落ちた。
「ウェビック、KO!!」
ウェビックは気を失った。
その大剣は何のために。
「勝者!ジル!」
審判はジルの片手を上げた。
観客は大いに盛り上がっていた、売り子まで出ている始末だ。
ジルも観客席に手を振り、声援に応えた。
「意外と楽しいものですね」
【イケメンスマイル】で、観客の何人かはやられたようだ。
「ジル様〜!」
マダム達がジルに向かい必死に手を降っていた。
リイア対グロオ。
グロオは槍使い。
LV49、HP1680、MP880。
この闘技場の中堅クラスだ。
因みにリイアのレベルは12、普通に考えると絶対に勝てる相手ではない。
槍使い相手には、距離を詰められなければそれで終わりだ。
「相手が悪かったな、お嬢ちゃん」
「あら、貴方こそ相手が悪いのよ?分かってるの?」
諭すように言いつつ、王家の細剣を構えるリイア。
「ふん、クソガキが!!」
グロオは唾を吐き捨てた。
「礼儀がなってない」
審判が開始を合図する。
リーチ差で、リイアの細剣はグロオの槍をかい潜るしか、攻撃を当てる事は不可能だ。
「始め!!」
リイアは目隠しを外した。
グロオが突進してくる、即座にスキルを発動するリイア。
「魅了」
リイアと目が合ったグロオは突進をやめ、一瞬硬直し槍を落とす。
上から糸で吊られた人形のように、ふらふら動くグロオ。
「回れ右!武舞台から降りなさい」
ビシッと指を突き付けるリイア。
「はい…わかりましゅた〜」
生気を失った目で、グロオはゆっくりと歩いていく。
「は?」
審判は呆気に取られている。
そして、グロオは武舞台を自ら降りた。
「審判、終わったわよ」
リイアは審判を促し、目隠しを付け直す。
「は!グロオ、リングアウト!勝者リイア!」
審判はリイアの腕を上げた。
「ふん、口だけの男ね」
ドヤ顔のリイアは指を鳴らして、魅了を解除した。
正気に戻ったグロオは、何が起こったか分かっていない。
周りの観客達から、溜め息が漏れるのが聞こえてきた。
その細剣は何のために。
「何か…ずるくない?」
今一度、観客達は溜め息を吐いた。
このスキルが許されるなら、一番武王に近いのはリイアと言う事になってしまう。
「もういい!ぶっ飛ばしてやる!!おい!ハワード!お前の斧貸せ!」
ラインハルトの剣幕に押されて、武器を渡してしまうハワード。
この闘士は、たまたま通り掛かっただけだった。
「無茶すんなよ…」
ハワードは、アルに何かを感じ取っているらしい。
冷や汗で背中がびっしょりになっている、嫌な予感しかしないハワード。
「お前もなんか武器持てよ!!」
「いいですよ、怪我させたら可哀想だし」
素で言っているアル、悪気はない。
悪気がない分、たちが悪い。
「この!!」
額に青筋を浮かべるラインハルト。
「始め!」
審判の号令。
ラインハルトは、重い斧を持っているはずなのに、軽快に素早くアルに迫る。
僕は左右から迫る斧を、紙一重で交わす。
「逃げるだけかよ!?」
「僕が反撃したら痛いですよ?」
「ホントにふざけた野郎だな!」
「ありがとうございます」
「褒めてねぇよ!!」
会話している間にも、斬撃は絶え間なくアルに迫る。
ラインハルトは飛び上がり、真下に斧を振り下ろした。
アルが避けると、ガツンと斧は武舞台に突き刺さった。
「ふん!」
それを無理矢理に、すぐさま引き抜くラインハルト、欠けた武舞台が飛ぶ。
「くそ!」
アルに当たる気配はない、だんだんラインハルトが焦り出す。
「さすがに闘技場のトップですね」
「いい動きするわ」
「相手がアルじゃなければ…の話ですけどね」
「ホントにそれよね」
リイアとジルは、何だかんだ闘技場を楽しんでいる。
いつの間にか、ポップコーンまで持っている。
売り子はかなりの額を稼いでいる。
ラインハルトはとうとう本気になった。
斧のスピードが上がる。
まるで、重量が無いように扱うラインハルト。
「ふっ!」
しかし、余裕で避けるアル。
「ちょっとジル、止めなくちゃ!アルが殺されるわ!」
対戦がすぐに終わった二人は、アルの試合を見学していたのだが。
「う〜ん、お嬢は大木を引っこ抜ける人間が弱いとでも?」
ジルの問いにリイアは考える。
確かに、レベル4の人間の力ではない。
いや、冷静に考えると、レベル50であろうと、木は通常引っこ抜けない。
「いや、人間には無理よね、実際」
急速に落ち着くリイア。
ステータスに、数字に騙されてはいけない。
その事をアルとの短い旅で、嫌と言うほど見せられていた。
「では、危ないのはアル殿ではなく…」
ジルにそこまで誘導されて、やっと気付いたリイア。
「あ!逆じゃない!!まずい!」
ラインハルトはアルの頭目掛けて、思い切り斧を振り下ろした、鋭い風切音が鳴る。
アルは欠伸をしながら、人差し指と中指、指2本を頭の上に上げた。
「真っ二つにしてやる!はぁっ!」
気勢を上げるラインハルト、勢いを増す斧。
斧はアルの頭に当たる前に、指2本に挟まれた。
金属が割れる音が哀しく響く。
「あ?」
「あ!」
「ごめんなさい、力加減間違えた、斧壊してすみません」
僕は素直に謝る、しっかりと丁寧に頭を下げた。
斧の真ん中の、指で挟んだ部分が砕けていた。
「指の力だけで、斧を千切った!?」
ラインハルトは目を見開いて、動きを止めてしまっている。
「それはそれ、これはこれ」
僕は気を取り直して、戦闘を再開する事にする。
「スキル、握る」
斧の千切れた部分を握りしめると、アルは眼を光らせた。
「スキル、放つ」
その金属片を、【サイドスロー】で投げつける。
風を切る轟音が響き、その後、空気を割る音が放たれた。
握った金属片は、細い針状に変形し、音速でラインハルトに迫る。
握っただけで、金属を変形させる事が出来る、アルの握力は計り知れない。
「避けてぇ!!」
リイアが悲痛な声を上げる。
無理に決まっている、人は音速を超えては動けない。
通常は。
固いものが破裂する轟音が響き渡る。
ラインハルトの左頬から、一筋の血が流れる。
恐る恐る振り返ると、闘技場の客席部分が、見える範囲全て吹き飛んでいた。
客が居ない場所で良かった、まぁ、居ない所を選んだのだろうが。
観客席の崩れる音と、巻き上がる粉塵で、周りは少しパニックになりかけている。
「当てるわけないじゃないですか、死んじゃちゃーつまんないでしょ」
僕は無表情で、常識を口にする。
「つまるつまらないじゃないと思いますけど…」
観客席のジルは、呆気にとられている。
「あなたの負けでいいですね?」
僕はラインハルトに確認する。
「…あぁ、俺の負けだ」
ラインハルトは膝をついて項垂れた、震えているようだ。
「誰だって、こんな奴に勝てる訳ないでしょ?」
リイアはアルの評価を改め、ラインハルトに同情した。
レベル4のパワーではない、レベル100でもこれだけ出来るかどうか。
「さっき君は、努力がどうのって言ってたけど」
「なんだよ?」
「それは君だけがしてきた事なの?」
「え…」
ラインハルトは顔を上げ、呆けた表情でアルを見る。
「当然僕だってしているし、周りの人間で努力してない人の方が珍しいくらいだけど?」
「そ、それでも俺は…」
「自分が一番だって思ってると、それ以上強くはなれないみたいだよ」
ラインハルトは言葉を返せない。
「努力し尽くして、それでも報われない事もある、余計悪くなる事だってある、君はその努力は無駄だって思う訳?」
「…もうやめてくれ!ホント、お前には勝てねぇわ」
アルの口撃に、本日最大のダメージを負うラインハルト。
とどめを刺されたラインハルトは、ゆらりと立ち上がり、武舞台を自らの足で降りた。
観客席は静まり返っていた、勝者のいない戦いは終わりを告げた。
「じゃ、約束通り、仲間になってもらいましょう」
対決の少し後、控室で僕は当初の目的を口にした。
「え?いつ約束したの?」
リイアは目を丸くする。
「してねぇよ…だけど…いいよ、なってやる、そいつの側にいたほうが、早く強くなれそうだし…」
ゆらりと立ち上がるラインハルト、未だ心のダメージは残っている。
リイアには予想外の答えに戸惑う。
「良かった、僕と一緒に筋トレしましょう」
僕はラインハルトに向けてサムズアップした。
そう言った僕を見て、リイアとジルは震えだした。
「ラインハルトには是が非でも、仲間になって貰いたかったんですよね?」
僕はジルとリイアの正面に立った。
「その通りです、思っていたよりも貴方は切れ者のようですね」
ジルはアルの評価を上方修正させる。
事前に勝ったら、一緒にくるように約束させていたようだ。
この旅は、リイアの味方を増やす旅なのだ。
ラインハルトが仲間になる事は、絶対条件だった。
「だけど、ラインハルト、潰れるわよ?」
リイアは、先に教えておくのが優しさだと思っている。
「は?」
ラインハルトには意味が分からない。
「強くなる前に、ぺちゃんこになりそうですよね…」
ジルも瞼に焼き付いた光景が忘れられず、思わず白目を剥く。
「え?何それ?」
ラインハルトも小刻みに震え出した。
「筋トレですよ、ただの…」
そう僕の筋トレだ、何故に皆で震えているのだろうか。
「?」
三人仲良く震えていた。
皆が落ち着くまで、たっぷり10分掛かった。
「では、一度宿に戻りましょう、ジルさん」
僕は先導する事にする。
「あ、はい」
「リイさんと、ライさんも」
「リイさん?」
「ライさん?」
アルは王獣だけでなく、全ての名前を覚える事が苦手である。
なんなら、数字で呼んでやろうとすら思っていたりする。
【サムズアップ】
親指を立てるジェスチャーの事。
一般的には肯定的な意味を持つ。
【武王】
以前、闘技場に君臨した絶対王者。
たった一度の敗戦で引退したと言う。
【十二王】
かつて存在した超越者のこと。
人々が勝手に付けて勝手に呼んでいるだけで、本人達はそう名乗ったことはない。
【武王祭】
闘技場最大規模のトーナメント。
賞金額が一番高いタイトルである。
【剣闘士ごっこ】
アルにはどうしても遊びに見えるらしい。
【武舞台】
大理石で出来ている。
硬くて冷たい、夏場には猫が集まる。
【ステータスを測る装置】
レベル500まで測れる装着。
レベルのカンストは999。
【イケメンスマイル】
キラキラである。
白い歯である。
奥様はイチコロである。




