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アルブス  作者: シバザキアツシ
復活編

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21/21

北へ

ナッツからの条件提示により、この国の最北端の島へ行かなければならなくなり、移動の足が必要になった。

因みにサンドクラブの大鋏は、漁港の冷凍庫で保存してもらっている。


「まずは、獣車よね」

なのだが。

「悪いな、うちでは用意出来ん」

「勘弁してくれ、貴族に目をつけられたらおしまいだ!」等々。

手配をしようとした所、ルク家の手が回っているらしく、どこも取り合ってもらえなかった。

「あのクソ貴族め!ちっせぇ器だな!」

悪態をつくラインハルトは地団駄を踏む。

応援隊の件で機嫌を損ねた貴族様は、懇切丁寧に嫌がらせをしてきた。

「じゃあ、捕まえに行かなくてはですね」

「は?」

無表情に言うアルの一言に、皆の動きが一瞬固まる。

「一狩り行こうぜ!ってか?」

「うん、何がいいかな?」

「耐久力でいったら、竜種だよな」

ラインハルトはノリノリである。

「待て待て待て待て待て待て、本気で言ってる?」

リイアが信じられないと止めに掛かる。

「当たり前じゃねぇか、何言ってんの?」

遠回しに馬鹿なの?と言われた気がして、顔をしかめるリイア。

「お嬢、彼らは本気です」

遠くを見つめるジルは、既に諦めている。

「もう、でたらめね…」

「いいじゃねぇか、借りたら返さなきゃならないし、面倒が減るだろ?」

「もう、わかったわよ!貴方達は二人で狩ってきてよ」

「ん?おまえらはどうすんの?」

「私とジルは車部分を手に入れに行くわ」

「あぁ、そう言うことか」

納得し頷くラインハルト。

引く魔獣がいても、乗り込む部分がなければ、ただの騎乗になってしまう。

「了解」


二手に分かれる前、スリアル入口近くのギルドで、緊急依頼発生の報を聞く事になる。


副都レイラインの西に位置する、カムトの町の異変。

複数の地竜、ヴィーヴルが暴走しているとの事だった。

アルとラインハルトはそれを受け、リイアとジルはレイラインに残った。

複数の傭兵達が、カムトの町へと向かって行った。



ヴィーヴルとは、翼を持たないドラゴン、地竜というカテゴリーのもの。

体高は3m程。

翼が無い分、素早く移動する為、後肢が発達した。

その代わり、前肢が短く退化し、それにより二足歩行となっている。

スタミナ、スピード共に申し分ない、獣車の足としては優秀であった。

これは逃せないと、急ぐアルとラインハルト。

都合が良い、都合が良すぎる。



第三大崩壊以前は、列車の終点の町として知られていたカムト。

そこそこ賑わっていたのだが、現在は旅人など滅多に訪れない、閑散とした町になっていた。


既に町中で暴れているヴィーヴル、逃げ惑う人々はそれ程いない、傭兵ギルドや冒険者ギルドが上手く機能しているようだった。

「おうおう、派手に暴れてんなぁ」

アルとラインハルトは町の状況を見て、息を吐く。

そこかしこの建物を、破壊しながら歩き回るヴィーヴルの目は赤く染まっていた。

「…暴走」

依頼を受けた傭兵達が、展開し対応している。

しかし、暴れるヴィーヴルに対して有効な手段は取れてないようだった。


「どうすんだよ?こんな硬いヤツ!」

十人単位で一頭を対処する。

「斧隊!進め!」

剣士の攻撃では、傷をつけることすら出来なかったようだ。

直ぐ様隊列を切り替える。

「ダメだ、すばしっこくて当たらねえ!」

斧隊が痺れを切らす。

軽い武器では弾かれ、攻撃力のある重い武器は当たらない。

手詰まりのように見えた。

「取り敢えず、叩いてみっか…アル?アル?」

ラインハルトが振り向くと、アルは何故か震えて下を向いている。

「どうした?」

「ブルちゃんの時と一緒だ…」

「な、に?」

ラインハルトは思い当たった、以前、カオスドラゴンが暴走した時、自身も暴走し、全てを破壊しかねなかったと、アルの祖父チュルパンから聞いたことがあった。

その時の光景と重なり、アルは自身の力に恐怖している。

「アル、安全な所まで下がって、グレイプニルを護れ、なに、アレくらい俺だけで何とかならぁ」

ラインハルトは優しく耳打ちする。

グレイプニルとは、アルの力を抑える腕輪、両腕に嵌めてある。

「…うん」

それだけ言うとアルは大人しく下がった。

黒髪の少年は、いつもより小さく見えた。

「さて」


「この野郎!」

『ぐわぁあ!!』

ヴィーヴルは嫌がるが、ダメージは皆無。

ラインハルトはダガーを振り下ろすが、石のような皮膚で弾かれる。

手がじんじんと痛む、何度も繰り返せば、握力がなくなるのは目に見えている。

「どうする?」

町は傭兵ギルド、冒険者ギルド、双方が独自に動き、避難は完了しているようだった。

しかし、やはり決め手に欠け、負傷者が増えていく。

この状況は良くない。

傭兵はヴィーヴルの足止めが精一杯。


冒険者は町人の誘導、保護が済み、自身達も戦場から消えていた。

「ったく、冒険者の野郎どもはよ!!」

正式な依頼、要請でなければ動けない、動かないのが冒険者。

傭兵達は、ボヤキを叫び戦い続ける。

町中で暴れているヴィーヴルは六頭。

一頭は傭兵の一斉攻撃を受け、絶命している。

しかし、その攻撃のせいで、武器の殆どが破損してしまっている。

「何でもいい!武器を掻き集めろ!」

傭兵達は踏ん張っているが、いつまで持つかは分からない。

「俺のダガーじゃ傷は付けられねぇ…どうする?」

ヴィーヴルの一頭が、ラインハルトを獲物に定めた。

「やるしかねぇか…取り敢えず、スキル∶斬撃波!」

振り抜いたダガーから斬撃が飛び、ヴィーヴルの頭部に命中した。

『ぶぉおおお!!』

「おぉ、痛がっている、いけるか?」

「斬撃波、斬撃波斬撃波斬撃波斬撃波ぁ!!」

スキルの乱れ撃ち。

MPが切れるまで撃ちまくったが、ヴィーヴルは倒れない。

「はぁ、はぁ…野郎…」

逆に怒らせてしまった、突っ込んでくるヴィーヴル。

腕を交差させて堪えるラインハルトだが、体重の乗った突撃に、腕は軋み、敢え無く弾き飛ばされる。

「んぐぁ!」

吹っ飛んだラインハルトは、民家の塀に背中をしこたま叩きつけられた。

「ぐはぁ!」

ラインハルトが叩きつけられた塀の、丁度その隣にはアルが膝を抱えて座っていた。

「…クソ!そんなんじゃダメだ!」

ラインハルトの弱い心が、アルを頼ろうとする。

アルならば一瞬で片付くと、頭を振り前を向くラインハルト。

「俺がやんなきゃならねぇんだよ!」

身体の状態を確かめる、腕は痛むが折れてはいない。

胸も痛むが折れてはいないはず、立ち上がり自身の両頬を叩き気合を入れる。

その時、ラインハルトにしか聞こえない電子音が頭の中に響いた。

「何だ?」

『転職条件を満たしました』

「は?」

『転職しますか?』

ステータス画面が勝手に起動し、ラインハルトの目の前に現れる。

A4判の青い画面にはこう表示されていた。

転職先、ディフェンダー(三次職)。

はい、いいえが画面で点滅している。

「ディフェンダー…」

職業説明をタップする。

ディフェンダー、職業パッシブ∶全武器装備可能、装備した武器の能力を60%解放出来る。

「やるしかねぇ、転職だ!」

はいとタップするラインハルト。

『転職、アサシン→ディフェンダー………完了しました』

再び頭の中でだけ電子音がなった。

「うお!」

ラインハルトの心臓が高鳴り、腹の奥が熱を帯びる。

急速に力が湧き上がってくる感覚を味わう。

一気にレベルアップした時の、酔いのようなものを感じるが、今は休んでいる暇はない。

頭を振り、懸命に立ち上がるラインハルト。

「ラッキーだ、転職でHPが回復してる」

隣で座りこむアルに声を掛ける。

「すぐに終わらすから、その武器、貸してくんねぇか?」

ラインハルトは優しく問い掛ける。

「…うん」

一瞬間が空くが、大人しく武器を渡すアル。

その特殊な武器は、両側にダガーの様な刃物が付いていて、その柄同士を鎖が繋いでいる。

「片方はカオスドラゴンの牙だったよな…もう片方は?」

ディフェンダーになった事で、武器の鑑定が可能になった。

「マジかよ…もう片方はリヴァイアサンの牙!そして鎖は…死王の鎖!?」

何て物を持ち歩いてたんだと、驚愕するラインハルト。

伝説の装備クラスのものだった、それこそ国宝レベルの。

「助かる、これでアイツらを倒せる!アル、見とけよ、コイツの本当の使い方を!」

橙色の髪から汗を垂らし集中する。

ラインハルトは地を蹴り走り出した。


カオスドラゴン側の刃を、ヴィーヴルに向かって投げる。

ヴィーヴルは避けようとするが、鎖で軌道を変えて避けた側に切っ先を向ける。

すると当たった刃は、ヴィーヴルの腹をすんなり通り抜けた。

ラインハルトの持つダガーでは、一切傷をつけられなかったのに。

『ぶわぁああ!!』

ヴィーヴルは断末魔を上げ、地面に前のめりに倒れた。

鎖を引き元に戻す時に、刃はヴィーヴルの真ん中を通り抜け、その身体は縦に分断された。

「すげぇなコレ…」

半端ない切れ味、地面ごと割いていた。

使い方を見せる前に、倒してしまった形だ。

「悪いアル、使い方はまた今度だ、今は残りを片付ける、ちゃんと隠れてろよ!」

アルに人差し指を突き付ける。

そう言い残し、その場を走り去るラインハルト。



残りのヴィーヴル四頭を、線路跡へ誘導を成功させた、この町の傭兵団、墨王(ぼくおう)

線路跡は両側を高く厚い壁で囲まれていて、隔離するには都合が良かった。


傭兵団墨王は、戦闘をしない傭兵団で有名である。

基本は密偵、探索、測量などを仕事としていた。

「我々ができるのは、ここまでだ」

済まないと頭を下げる墨王の面々。

「それで充分だ!助かったぜ」

素早く一頭を仕留めたラインハルトが、線路跡へ駆けつけた。

「後は任せて下がってな!俺ごとそのデカい扉で閉じ込めろ!」

「無茶だ!一人でなんて…」

「早くしろ!これが最適解だ」

ラインハルトの眼力に押される団員。

「わ…分かった、死ぬなよ!」

「わぁってるよ!」

墨王が去り、すぐに扉の閉まる鈍い音が響いた。

「さて、やりますか」

ラインハルトは鎖を握りしめた。


前側二頭、後側二頭で二列になって、こちらを威嚇しているヴィーヴル。

「とっとと終わらすぞ、デカとかげ!」

『ゔあぁああ!!』

嘶くヴィーヴル四頭。

加速(アクセル)

その瞬間、ラインハルトの姿がヴィーヴルの視界から消えた。

超速で前側二頭の懐に入り込み、リヴァイアサン側の刃を右側のヴィーヴルの下から上へ切り裂く動作をする。

掠っただけなのだが、その場に倒れ、もがくヴィーヴル。

左手のヴィーヴルをカオスドラゴン側の刃で右から左へ裂く。

またしても掠っただけなのだが、ヴィーヴルはその場で停止した。

「右は溺れ死んで、左は心停止っぽいな…怖え武器だなコレ…」

性能の実験の為、わざと掠るように振るっていた。

瞬時に二頭を屠ったラインハルトは、残りの二頭を睨見つける。

「は?」

ラインハルトはその時は、有り得ない光景を見た。

ヴィーヴル二頭は、退化した短い前肢を上げ、降参のポーズを取った。

暴走の印の赤い目は、通常の黄色い目に戻っていた。

その目は怯えているように見えた。

「くは!頭良いなお前ら、気に入った」

ラインハルトに屈した、二頭のヴィーヴルを連れて行く事にする。

これで獣車の動力は確保出来た。

大人しくラインハルトの後をついて来る。

「可愛いじゃねぇか」

白と黒の二頭のヴィーヴルは、ラインハルトに忠誠を誓ったようだ。



アルの座る場所に戻ったラインハルト。

「この武器の本当の名前を知ってるか?」

唐突に尋ねられ、困惑するアル。

「え?」

「実は名前があんだよ」

この場に戻る前に、ラインハルトはこの特殊な武器を鑑定していた。

「………」

「この武器の名は…」

流星牙(メテオファング)

「だとよ、格好ぇよな!」

ラインハルトはその武器を返しながら、大いに笑った。

「流星牙…格好いいね」

アルは初めて人前で笑った気がした。

ヴィーヴル制圧完了。



市庁舎や領主館などがないカムトの町。

代わりに傭兵団墨王の本部を借りて、報告、状況説明等を住民達に説明し終えた。

住民達が去った本部。

墨王の団長が、未だに渋い顔を崩さない。

「何か心配事か?」

「あぁ、そもそもヴィーヴルが山から降りてくる事次第珍しい、加えて六頭の群れ、有り得ない状況だ」

「誰かがヴィーヴルを暴走させたと?」

「…わからん、わからんが、調査は必要だろう」

「まぁ、そうした方が良いだろうな」

こめかみを揉み、ため息を吐く団長。

「はぁ、後はこちらでやろう、今回の件は本当に助かった、君達が居なければこの町はどうなっていたか…」

「俺達じゃなくても、誰かがやったろうさ」

「それでも早期解決に多大な貢献をした事に変わりはない、追って君達にしっかりと報酬を出させて貰う」

「それは期待して待つことにするよ」

薄く笑うラインハルト。

もう一度、団長は二人に頭を下げ、話は終わりとなった。



ヴィーヴルに騎乗して帰還する、ラインハルトとアル。

スリアルに戻るとナッツはいなくなっていた。

「逃げやがったか?」

「そうする理由、なくない?」


スリアルの旧車両倉庫のある獣車場で、リイア達と合流した。

「そちらは上手くいったようですね」

ジルが笑顔で出迎える。

「ホントにやったのね…しかもヴィーヴル二頭とか…」

リイアは不思議な表情をしている。

「…まぁいいわ、こっちの成果も見て!」

リイアはアル達を引き連れて、奥に見える大きな建物を目指した。


旧車両倉庫。

「あはは、大型車しかなくって…」

「大型にも程があんだろが…」

リイアが手に入れた獣車は、見上げる程に高い車高。

二階建て、十六人乗り、バス、トイレ、キッチン付きらしい。

しかも。

「おい、あれって!」

ラインハルトは、側面に付いているエンブレムを指差した。

「王家の紋ですね」

ジルが即答する、ローレア王国、王族の家紋。

以前、長兄、カラム=レイ=ラプキンスが所有していたと言う。

ここの管理人に聞くと、カラムはこの車両を捨てて行ったらしいので、譲って貰えるとの事だった。

と言うか、邪魔なのでさっさと無くなって欲しかったらしい。

王族のものなので、気軽に処分出来なかったらしい。

「今度はしっかりとエンブレム外して置かなきゃな」

「ですね…」

皆の脳裏に嫌な記憶が蘇る。


「後は、コレにヴィーヴルを繋いで…って、アレ?」

「どうしたの?」

重要な事に気が付いて、動きを止めるリイア。

「この中で誰か、獣車の操縦って出来る人いる?」

「「「………」」」

単独の騎乗なら全員出来るのだが、獣車となると勝手が違う。

「雇うしかねぇか…」

「でも…どうやって?」

「どうせまたあの貴族様が、邪魔してくるわな」

「さて、どうしたものかな?」



「あの…」

小柄なリイアよりも、更に頭一つ背の低い男が、突然話しかけてきた。

「何でしょう?」

ジルがリイアの前に出る。

よく見ると背は低いのだが、それなりの年齢に見えた、四十代後半くらいだろうか。

頭髪は薄くなりかけ、口髭を蓄えている。

眼鏡を掛けた目は、細目で閉じているように見える。

「いや、怪しい者では…ないのですよ」

何故か焦り始める小男、逆に怪しくなる。

目を細めるラインハルトが、微かに殺気を出す。


話を聞くと、小男は先程の話が聞こえてきたらしく、自分は獣車を操縦出来るとの事だった。

「どうでしょう、雇ってもらえませんか?」

急な話に戸惑うリイア。

「どうします?」

「まぁ、いいんじゃないですかね」

アルとラインハルトは、丁度良いから雇えばと軽く言う。

「いやぁ、あっしも最近職を失いましてね…」

「何して解雇されたんだよ?」

流れでラインハルトが小男に問う。

「いやぁ、獣車の魔獣の事を、ちゃんとした厩舎に入れろ!とか、待遇を改善しろ!とか、熱くなってしまいましてね…つい」

「…まぁ、悪い人ではないみたい?」

しかし、雇い主に噛みつくとは、見た目より激情家らしい。

「そうだな」

「それでは!?」

「そうね、良いでしょう、相場は分かんないけどね」

「衣食住さえ保障されれば、給金は後々で構いませんよ」

手揉みする小男は、小物感を前面に押し出す。

「良いやつだな」

「魔獣を触れれば、それが幸せなので、触れさえすれば」

頬を赤くする御者の男性。

「…やはり普通の御仁ではなかったようですね」

ジルは白い目で小男を見る。

「いいんじゃねぇか、キモいけど」

ラインハルトが吐き捨てる。

「きもっ…て!言い方…」

肩を落とす御者。

「僕もいいと思います、キモいけど」

アルの一言に更にショックを受け、膝と両手を地につける御者。

「そう言えば、名前…まだだったわね、私はリイア」

「え?」

直ぐ様立ち上がり、背筋を伸ばす小男。

次々に自己紹介していく面々。

「あっしは、ユタと言います、ジョブはメカニックです」

九十度に腰を曲げ挨拶するユタ。

「おぉ、丁度欲しい人材じゃねえか、ドンピシャだな」

バシバシとユタの背中を叩くラインハルト。

「痛!痛!」

「助かりますね、これからの旅に必要なスキル持ちですし」

「あの…もしや…リイア様って?」

恐る恐るユタが尋ねる。

「ん?私?」

「リイア=レイ=ラプキンスという、ローレア王国の第四王女…なんかじゃないですよね?」

「そうよ、それ私」

あっけらかんと言うリイア。

「………」

大量の汗を流し出したユタ。

「やっぱり、辞めても…「よろしくな!「よろしくお願いします「よろしくね「…よろしく」

立て続けの挨拶。

既に辞められないようだった。

「ぉ…よろしくお願いします…」

何故か肩を落とすユタだった。


いざ、ラップスへ。

その前に蟹パーティーをする為、漁港に向かう一行だった。

ヤーツ=イアーナ

37歳、ヒト、男

173cm、64kg

茶髪、茶眼

一人称∶ワタシ

性格∶真面目、融通が利かない、神経質

ジョブ∶フォートレス(二次職)

タイプ∶技・力

ステータス∶LV∶50

      HP∶1200

      MP∶980

固有スキル∶守護∶対象の防御3倍(60秒)クールタイム180秒

パッシブスキル∶平常心

アクティブスキル∶結界、結界砲

武具∶フランベルジュ(ミスリル)

アイテム∶コーム

称号∶サバイバー、スチールメンタル、七転び八起き、教会騎士、聖職者

目的∶Dの名を者を見つける事

目標∶リイアを護る事


※リイアが三歳の時から従者をしている


特徴∶大人、細身、メガネ、細眉、下まつげ、七三分け

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