表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/160

再会 〜思い出の煮サバ〜


昔ね、好きなおかずを自分で選んで取ってく式の食堂があったんです。

普段あんまりサバ食べないんだけど、そこで見た出来たての“煮サバ”がすごく美味しそうで、つい食べたらハマって。


でも、いつの間にかそのお店なくなっててさ。

味噌煮じゃなくてお醤油味の、照り焼きと煮付けの間の子みたいなあれ、ほんと好きだったのにな。



お館様と「あれ美味しかったよねー」って話題に出るたび食べたくなって、色々調べて何度か試してるんだけど、どうしても煮詰まって濃いめの照り焼きみたいになるの。

味も、近いようでやっぱりコレジャナイ感が強くて。

甘みは味醂だけなのかなぁ……。



もうね、何度試してもダメなもんだから辛くなってきててさ。

ため息吐きながら料理本を眺めてたんだけど、ふと

『シェフも料理研究家もコンビニとかの商品開発の人達も、こういうの何回も繰り返してきたんだろうなぁ』

とか思っちゃって。


私はそれを仕事にしてるわけではないけど、試行錯誤してるのは同じだしさ。

そしたら、なんか発破をかけられた気分になって。

『もうちょっとだけ頑張るかー』って思いながらキーワードを変えて調べたら、それっぽいの見つけた。



関西だとサバの煮付けはお醤油味なんだね……。知らなかった。

もっと早く知っていれば……うぅぅ(泣)

何故私の周りには関西出身者がいなかったんだろう。





《煮サバ》


サバ    1尾分(三枚おろしにしたもの)

お醤油   大さじ3

お砂糖   大さじ2

味醂    大さじ2

お酒    大さじ2

水     200ml

しょうが  1かけ分


①三枚おろしにしたサバは半分に切っておく

②しょうがは薄切りにする

③フライパンに調味料と水としょうがを入れ、沸騰したらサバが重ならないよう、皮を上にして①を入れる

 アルミホイルやクッキングシートで蓋をして、中火で5分煮る

④アルミホイル等を外し、煮詰まってきたタレを上からかけながら、更に5分煮て完成


※④の段階でぶつ切りのネギを加えても美味しいそうです




一口食べて、思わずお館様と顔を見合わせてしまったほど、記憶にあるあの味でした。



「え、ねぇあいり」


「うん。言いたいことは解る」


「「これ、○○食堂の煮サバ……!!」」



もう二度と食べられないと思ってたけど、やっと再会できて嬉しい。


しばらくの間、LiSAさんとUruさんのあの名曲が頭の中でエンドレスリピートしてました。笑


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ