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昨日の夢は散々なものだった。


清水涼太とケンケンが「このゴミくずが」みたいな目線で私をえんえんと見つめ続けるというもの。

ひたすら耐えていた夢の中の私、えらい。


おかげで寝たのに寝る前より疲労感が半端ない。

ケンケンとの妄想で復活したいけど、あの目線が忘れられなくて、逆に辛い...


あれ、なんだか職場が騒がしいな。

うちの部署っていうよりは主に広報かな?


「あの、今日騒がしくないですか?」

「あら、佐藤さんきいてなかったの?

今日は、うちの大学卒業の俳優さんがカメラ引き連れてやってくるんですって!

あたし、一目惚れされたら困っちゃうわ。アハハハハハハ。」

「なにいってるんですか、もう。

息子さんにまた変なこといってるっていわれますよ。」

「千鶴ちゃんだから、話すんじゃないの。

アハハハハハハ。」


私の質問に答えてくれたのは森田さんである。

少し口うるさいオバサンだけど、新人時代はよーくお世話になったいい人なのだ。若干、思考がぶっとんでいたりするけど、そこもご愛嬌かな。


そういえば、あの番組の次回のゲストはケンケンだったよね!?

ってことは、この大学にケンケンが来るってことじゃん。

嘘でしょ、化粧とか洋服とか全然可愛くないし、ちょうど隈もひどいし...


オーマイゴッド





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