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「えっーと、その...」

「清水涼太です。そんなに賢治さんが好きなんですか?」


なぜ今私は清水涼太に手を握られながら、浮気を問い詰めるような声音で話しかけられているのか。


「ケンケンは私の推しであり、癒しであり、もしものもしもで付き合えたら最高だと思っている舞台俳優しゃんです。」


噛んだ、かっこわりいな私。


「俺にとっての千鶴さんはねえ」


なぜ、私の名前を知っているんだ!

確かに最近迷惑メール多いけど、君に個人情報がバレるはずないはず!


それで君にとっての私って?


「フフ、内緒」

「いや、あのね「すみません、後ろつかえてるのでもう...」


一般人をからかっちゃいけませんって言いたかったんだけど。

後ろは見れない、むしろ見たら死ぬ。

清水涼太のファンに主に殺される。


「ねえ、千鶴さん

もしも俺に聞きたいことあるなら、これで連絡して。」


私の耳もとでそう囁いた清水涼太は私のかばんに紙切れをいれた。


「連絡、いつでも待ってるから。

はい、ハイタッーチ。」

「あ、あのこれ「はーい、お気をつけてお帰りくださーい。」


あっという間にハイタッチ会は終了した。


あれ、ケンケンとなに話したっけ?


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