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1ゾイサイト

「さて、今回のご依頼は何でしょう」

「はい...今回ご依頼したいのは...」

 今回の依頼はアルマスタという雪山にいき、そこにいるブリザードドラゴンの体についているゾイサイトという宝石をとってきて欲しいとのことだ。

「わかりました、では依頼料は3(マール)ほどでどうでしょう」

「3mですね...ではお願いします...」

 そういって男は頭を下げた

「では、明日またこちらへいらしてください」

 こうしていつも依頼を受けてはこなしての毎日である

「さて...いくか...」

 アルマスタまではそう遠くない馬車で2時間程度でいける

 そうして馬車に乗り込み、町を出る

 私の住んでる町インカローズは北に行けば鉱石や温泉などが多い、南に行けばジャングルが多い。

 まぁいうなればインカローズは依頼屋にとってはすごく住みやすい町である。

 とまぁなんだかんだでアルマスタに到着

「ふぅ...やっぱこっちはすごくさむいなぁ...」

 目的のブリザードドラゴンだが実は夜行性で飛べない、基本的には驚かせたりはしないかぎり無害でもっとも安全なドラゴンである。

 そしてゾイサイトだがブリザードドラゴンの巣に行けば体から取れたものがあちこちに転がっているので特に危険ではない、といっても結局は宝石なので店に行けば最低でも2.5mはする。

「にしてもなぜあの男は取りにいったのがいいのかねぇ...」

 グォォォォォ...その咆哮は突然聞こえた。

「なんだ!」

(((オマエハニンゲンカ)))その声は上からだった

 しかし私は落ち着くことができたその声を知っていたからだ

「お前...メシュフォラか?」

(((ワレノソノナヲシッテイルトハソレニコノコエ...イチドワレガセワニナッタミセノテンシュカ)))

 このメシュフォラというドラゴンは昔、知り合いのアリオスという魔術研究者の男から一週間ほど世話と頼まれたことがある。

「そうだ!私だ!店主だ!こんなとこでどうしたんだ?」

(((ワレハアリオスノタノミデゾイサイトヲカイシュウシニキタノダ)))

「アリオスは元気かー?」

(((ゲンキデアルゾサイキンナニカオモシロイモノヲハッケンシタソウダ)))

 どうやら元気にやっているようだな...

「じゃあそろそろ行くよー」

(((マタナテンシュヨ...)))

 そうしてメシュフォラと別れ目的のゾイサイトは回収した。

 次の日、依頼主に目的のゾイサイトを渡しなぜかわなかったのかと伝えると

「実は私、いちど宝石店をやろうとしたこともあったのですが宝石は自分でとりにいかなくてはなりません妻が昔から体が弱くもし万が一私が死んだらということを考え結局そのときは止めたんですよですけどもうすぐ自分と妻の赤ちゃんが生まれるんです!だから今回は自分で加工したくて頼んだんです。」

「赤ちゃん...元気に生まれるといいですね...」

 そうして今回の依頼主は帰っていった。




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