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旦那様と初めてお会いします。
没落した貴族。
アルフレイム家は父のお人好しの性格のため没落した。
名ばかりの貴族だ。
まぁ、元々つめつめ状態で暮らしていたので今更名ばかりの貴族になったとしても別に構わないんですがね。
まぁ、なんやかんやで自給自足で我が家は暮らしていたのですよ。
そんな暮らしが続いていた頃国王からの使いが来て城に拉致られ……ゴホンっ
えーと半ば強引に招待され会見の間まで連れて行かれ国王に第3皇子と会ってみないか?と婚約話を持ちかけられた。
我が家は落ちぶれたとて一応名か貴族なのだ。
むかーし昔に王家の血筋の方とご先祖様が結婚して一滴くらいだが王家の血が混じっている一族なのだ。
まぁ、いわゆる遠ーい遠ーい遠い親戚みたいな感じなのです。
何が何だかわからないが玉の輿でラッキーとか思ったのもつかの間
「我妻よ。私を踏んでください。」
と頬を染めた旦那様になるお方に跪かれお願いされた。
気持ち悪くて叩いたらキラキラした目で見られた。
……………玉の輿でラッキーとか思った自分をぶん殴りたい。