第三撃目 王様の不正がばれました!(バラしました)
ーーRyugaーー
「痛えぇぇ~。」
イヤ、マジ痛い。死んだ。恥ずい。鬱だ。もう一回死のう。とまあ、冗談は程々にっと。
「あんたが転生者か?」
取り合えず聞いてみると、
「あ、ああ、そうだけど。」
こいつは強気な男言葉のツンデレタイプだな、と言う事が解った。
「そうか、取り合えず自己紹介は後だ。早くこいつ等の記憶を変えないとな。」
そう言って呪文を唱えた。
「洗脳(brainwash):記憶(memories)」
そう言うと宮殿に居た兵士と王様&王妃様が倒れる。あとは逃げるだけ♬
「転移(teleport)」
さらば!フハハハハー!!
と言う訳には行かなくて、
「「堕ちるううぅぅぅ!」」
仲良く落ちました♬じゃねえよ!
取り合えず自己紹介だな。
「俺は竜牙、色々異世界を旅してる。」
「そんな事言ってる場合!?」
怒られた...
「解ったよ、ったく。ほれ、」
詠唱破棄のウィンドを発動する。そのまま森に落ちる、勿論、減速されて。
「よっと、大丈夫か?」
一応心配しとく。
「ああ、ありがとう。私はアスナ、さっき転生したんだけど、この世界に来るのに勇者召喚で偽装されたの。よろしく、竜牙。」
一応、良い娘だな。この容姿と性格じゃあモテただろうな...
「出来ればもうここから出たいんだけど...転移出来る?」
うおぁ!少し上目遣いキタ!俺はもうダメだ...後は頼んだぞ...伍長...。大佐!大佐あああぁぁぁ!!
じゃなくってぇ!
「ゴメン、俺の転移って言った事の無い場所には行けないんだ。」
「そう...」
うおぁ!しゅん...キタ!罪悪感!!
「で、でも空を飛べば行けるよ。」
慌てて提案する。
「それじゃあ、早速それで!」
うん、笑顔が一番!
「「let's go brother(sister)!」」