プロローグ2
少し書き方を変えました。
ーーAsunaーー
「カハッ、ハアッ、ハアッ、はぁ、はぁ。ここは...?」
「気が付いたようね。」
ーー目の前に翡翠色の髪を伸ばした綺麗な女の人がいる。誰だろう?
「自己紹介がまだだったわね、私は音楽の神、スルアよ。魂になった貴方をここまで連れて来た張本人よ。あぁ、声は出さなくても考えてることが判るから無理に喋らなくってもいいわよ。」
そう言えば私死んだんですよね、じゃあ天国か地獄に行くんですか?
「その件だけど、私の独断で貴方を転生させるコトにしたの。貴方の音楽バカが気にいって、ね?」
...それってルール違反?
「それで転生なんだけど、貴方に身体強化、焰の加護それと三つ欲しい物をあげて転生、まあ、体は私が創るから前の体の年齢からスタートするから転移見たいのだけど。」
華麗にスルー!?でも身体強化と焰の加護は何故必要なんだろ?
「貴方、剣にぶッ刺されたら即死よ?それと焰の加護は私が天界ニに焰属性が強いから」
なんだかんだで凄かったんだ...この駄神...
「駄神ってなによ~。とうっ。」
あだっ、チョークがおでこにぃ~(泣)
「全く...で?欲しい物は?」
勿論、世界中の楽器が入ったブレスレット!
「ふふ、音楽バカは嫌いじゃ無いわ。」
余裕な笑みを浮かべながら一瞬で作っちゃてるよこの神...
「次は?」
うーん、後は...武器でしょ、左手には復活家庭教師の主人公のグローブ、右手には怪物狩人に出て来るヘビィバングで。
「ホイッ。ヘビィバングは焰属性が付いてるから。ほんじゃ、落ちろ~!」
ちょっ、待って、まだ心の準備が...何、この穴!?吸い込まれるぅッ!?
「ガンバってね~」
待ってええぇぇぇぇ........
ーーRyugaーー
おわっ、頭飛んで来た!一瞬見えたのはセミロングの赤髪をした紅眼の少女の、何が起こったか分からない、と言う表情をした...生首。
「キャアアアァァァァッッ!!!」
誰かが叫ぶ、救急車を呼ぶ、警察を呼ぶ、パニックだ。そんな中、俺の魔術センサーに神の反応があった。
「っち!この世界じゃあ詳しくは見れないか...」
作者はいりまーす。はい、竜牙は異世界に何度か行って魔術を身に付けました。だが!この世界の大気に含まれる魔力はひじょーに薄い!だからあんまり強い魔術は魔法陣を書かない限り行使出来ません!
「ん?反応がもう一つ...今死んだ娘の魂かな?ッ!転移門が開いた!?転生か?」
全く、今日は色々あり過ぎだぜ、でも、面白いから許す!よし、こうしちゃいられない。家に帰ってあの転移門の行き先と同じ場所に転移しよう。陰陽札、陰陽札っと。札をこう持って、
「恩鳥や恩鳥、汝が故郷を忘れたか、陰陽第三章二部、転移!」
これ程度の規模ならこの世界でも使えるんだよなあ、っと準備、準備。本棚をずらして、この色の濃い壁を...
「たりゃっ」
ガッシャァァァッ!!
...やり過ぎた...っと木箱はっけーん!
「よっと」
実は開けたくなかったんだよなあ。箱の中には二丁のベレッタm92fとふたつの...チェーンソー。
ベレッタは魔力を込めると属性弾の弾系、放射系を撃つコトが出来る改造銃、チェーンソーは...まあ、あれだ、怪物狩人に出て来るあの双剣ソックリだ、込めた雷属性の魔力分、放電する鬼畜武器。無いよりましか、と思い腰に差す。ベレッタほガンホルダーに入れて装備完了!この間2分。
「それじゃあ、転移を開始しますか。」
カーペットを裏返すと魔法陣が現る。こんな事があろうかと用意して置いたモノだ。
「起動暗号(ignition key):暇(bored)」
そう言うと魔法陣が輝き出す、500万もしたこのカーペットを生け贄に、転移門を開く。真っ黒な穴。
その中に俺は飛び込んだーー
ーーto be continuedーー
コメントが来たら次話書きます!