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伝えられずに終わってしまったやつ。実話です。

作者: れいん

初投稿です!

 真夏の弓道部。


「あいつらはまだ走ってる...か」 

あいつらが戻ってくるまでちょっとここで休憩しよう。


ウォーミングアップのランニングを一番乗りで終えて、生徒玄関前の数段しかない階段で心臓を落ち着かせていた。


 その後数分くらい経っただろうか。突然隣にだれか座り込んできた。

「よいっ しょ。 ふう~~!」

えええ。こんなにスペースあるのにどうしてこんな近くに座ってくるんだ?

誰かと思って隣にずかずかと座ってきた人を確認すると  先輩(せんぱい)だった。


当時はこの先輩とは挨拶とか、たまーに話すくらいの関係性だった。

でも正直 ちょっと気になってた。

的を射る姿は誰よりも美しくて、でも体はちっちゃいから、なんだかかわいらしくもあった。

でも話しかける勇気なんか俺にはなかった。学校もほぼ行ってなくて、自分に自信なんてなかったから。


先輩はランニングが終わった直後で顔が火照っていて、とろけてしまいそうな感じで。息遣いもなんだかあらかった。

失礼だけどふいにドキッとしてしまった自分がそこにはいた。  そこで先輩が突然話しかけてきた。 

「なんだか どきどきするね...」 

えええそれは走った後だから...?それとも俺...だから...?俺は自分の頭をフル回転させて超考(ちょうこう)した。そんなの勘違いする言葉に決まってるでしょ!!だがそんな感情を抑えて俺は 

「そ、そうですね。」

そう無難に返した。たぶんこのドッキドキな気持ちはバレていないだろうし、先輩は別に俺に気があるわけではないと思っていたから。変な期待をしてはいけない。そう自分に言い聞かせていた。

 

 その後それでやり取りが終わってしまったと少しがっかりしていた。 まだ先輩と話したいという気持ちもあったし、後悔もあった。


けれど

 その少し後だっただろうか。また先輩が俺に話しかけてくれた。 「恋...かな....?。」 先輩はこっちの反応を伺うように少しずつ話した。 !?!?予想外のことばに俺は「かわいすぎんだろ!!!」と心の中で叫んだけど、 心にギリギリ留めてぎこちない受け答えでその時はなんとかやり過ごした。


おかげさまでそのあとの部活は全く手につかなかった...

とはいえ先輩のあの何とも言えない表情を思い出すたびに心がギュッと締め付けられた。


 それからのことはよく覚えていない。 先輩はそのあとすぐに卒業していってしまって 俺の気持ちは心の奥底に放置されたままになってしまった。


                     ~4年後~


高校生になった今でもずっと忘れられない

あの先輩の表情はこの世界で一番輝いていたし。世界で一番かわいかった。

その気持ちは今でも変わらない。

だけど今ではなぜか名前は思い出せない。でもあの先輩の笑顔が俺の心に存在する限り

俺は前を向いてがんばれそうです。 またどこかで出会えたらいいなと その淡い期待が俺の生きる

モチベーションにつながる気がするから。

実は実話です...  がちです...

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― 新着の感想 ―
何やら素敵な青春を過ごされたご様子。 薄れても心を温めてくれる思い出が有るのは良いことです。 小説の構成の話になりますが、もう少し文体を整えた方が良いかと思います。 句読点の位置なんかは自由ですが、…
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