御伽噺戦争・VR旅行記五十四回目(要貢献度)
やあ、こんにちは。御伽噺戦争・VR(メルクリVR)の旅行記の五十四回目だよ。
つ 広範囲に「守護結界」と思われる半透明の輝く幕が覆っており、その向こうに巨大な建造物が見える
前回書いたとおり、今回は任務が多かった施設を紹介していくよ。
つ 雑な地図、砂漠の真ん中よりやや北、ややプレイアナ寄りの場所にプレイアナと同じくらいの大きさの丸が付けられ、ココ! とあった
ここは「守護結界」で守られてる場所になるから、それなりの貢献度が必要になるよ。
とはいっても、砂漠地域に入るための木札を入手出来てる人ってことになるから、そんなに貢献度で困ることはないかもね。
木札もらう段階で大分貢献度稼いでるはずだから。
つ 砂原の真ん中にある、不思議な形状をした建造物、色味を見れば全体的に砂岩が建材をして使われていると思うが、あちらこちらから鉄パイプのようなものが飛び出している
つ 上の建物の拡大画像、下部はピラミッド状になっており、その中腹に鉄パイプと砂色に加工されたと思わしき扉がある
砂漠の中心に近いところにあるこの建物は「メテアノール」。
一応建材は砂岩って言われてるんだけど、いろいろ魔改造されてるらしくて、東の壁みたいに鉄パイプとかが使われてるんだよね。
このメテアノール、サンドリオンにとってはなくてはならない施設で、貢献度が必要な理由はそこにあるんだ。
つ 建物の全体写真、下部はピラミッド状になっており、その上に少し細身の部分があり、さらに上には緩やかな逆ピラミッド状に盾もが続いている、設置部と同じだけの広さまで広がった屋上には、まるで王冠のようにとがった部分のある塔のようなものがあった
つ 逆ピラミッド状に、上に向けて広がっていく建物、その広がりの中腹部に何かが浮いているのが見える、それは地上からの支えもなしに浮いているように見えた
この建物、な~んかどっかで似たような感じの形の建物と似てる気がしない?
その感覚、間違ってないよ。
メテアノールはね、サンドリオンの水源汚染事件ののちに修復されたんだ。
この場所にはね、元々レッドキャップの「魔術塔」と同じような高度文明のオーパーツの遺跡があったそうなんだ。
それが、ピラミッドと逆ピラミッドの間をつないでる、くびれみたいな部分ね。
崩れ壊れちゃってて入れない状態だったのを、入れるようにまで改良したのが下のピラミッド部分。
入って改良して施設を使えるようにした後に勝手に生えたのが逆ピラミッドの部分ね。
つ 逆ピラミッドの屋上と思わしきエリア、その中央にひょんと生えているような塔は他と違って石レンガ製のように見える
サンドリオンという国ができた時点で、この遺跡はまさしく「使用できなくなった遺跡」だったんだけど、「魔術塔」の人間の助力も借りて修復したんだって。
この遺跡は、元々緑化を行うための遺跡だったんじゃないかって言われてるけど、壊れる前の遺跡の記録が残ってないらしくて、わかってないんだ。
で、この遺跡、実は二回壊れてる。
一回目はサンドリオンができる前。
二回目が、サンドリオンで水源汚染汚染事件の時。
今の逆ピラミッドの天辺に冠みたいな形の塔があるでしょ? あれ、二回目に壊れた後に修復したときに生えたんだって。
だから、今の形になったのは二回目の修復後ってことらしいよ。
つ おそらく遺跡の中と思われる薄暗い部屋、大量の鉄パイプが縦横無尽に行きかっており、ところどころから煙が出ている
ところで、サンドリオンの砂漠ってね、当初よりも徐々に広がってるんだって。
あの東西南北の壁の、西の壁ってね、元々はもっと砂漠から遠かったんだよ。
それが、「ヴェラソノの奇跡」が稼働を始めたころからどんどんと砂漠が広がって、西の壁近くまで砂漠になっちゃったんだそうなんだ。
つ 古い地図、これまで紹介されてきた施設が上から書き込まれているが、砂漠との境界線は今の地図よりももっと西(プレイアナよりも西)に引かれている
これが昔の地図ね。
監査塔に残ってた資料を写真に撮らせてもらったよ。
で、これとメテアノールの関係性なんだけど……。
この砂漠の拡大を阻害しているのがこのメテアノールなんだよ。
つまり、少なくなった緑の地域を守るための重要施設。
だから、メテアノールは貢献度が必要なんだよね。
つ 建物全体の写真、下部のピラミッド部分には等間隔で警備兵が立っている
最初の方で写真撮ったときは黒檀くんの人徳で少しよけてもらって撮ったんだけど、基本はこんな感じで重警備だから気を付けて。
つ ピラミッドの最下部からくびれ部分に当たる細身の塔にある扉を見上げている、端に見切れる右手ピース
任務についても紹介しようと思ってたんだけど、メテアノールについて書いてたら思ったより長くなったから、次回にするよ。
サンドリオンの歴史に関わってくる任務が多いから、歴史関係を知りたい人は楽しいと思うよ。
ただ、結構砂漠の中を歩くから事前準備は怠らないようにしてね。
それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。




