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御伽噺戦争・VR旅行記四十回目(一部要貢献度)

やあ、こんにちは。御伽噺戦争(メルヒェン・クリーク)・VR(メルクリVR)の旅行記の四十回目だよ。


つ しんしんと降る雪と均された山道、左右に道が分かれており、その分岐中央に立て看板がある


今回はレオディオル山脈に入山して山内を紹介していくよ。

ちなみに、水仙(ナルツィア)ちゃんもわたしもこんな感じの装備で入ってるよ。


つ ぶくぶくに着ぶくれて大荷物のリュックを背負い、両手にストックを持ったナルツィアが疲れたような顔をしている


いや、てっきり大荷物もインベントリに入ると思ったんだけど、食材以外はインベントリの容量オーバー扱いで背負わないとだけだったよ。

しかも結構重たいから、貢献度とかは必要ないけど、このリュックを背負って歩けなくて入山申請を却下される人はいるのかもね……。


つ 雪の高山の遠景写真、中央にひときわ高い山があり、その左右にもそれより低いが山頂が雲で見えない程度の高山がある


レオディオル山脈で、大まかに入山目的として挙げられるのは三か所。

管理小屋からそのまま分岐の山道をたどって登れる「東レオディオル」と「西レオディオル」、そして分岐からいったん東西のどちらかに登り、その途中から南下して登る中央の「断罪の崖」。

東レオディオルと西レオディオルは基本的に誰でも登れる、入山申請が通る場所なんだけど、中央の「断罪の崖」……現地だと「スカロル・ソルヅェーニェ」は要貢献度になるね。

東西のレオディオルへの入山履歴が複数回あって、かつ何も問題を起こしてない場合は「断罪の崖」に登る許可が出ることもあるみたいだけど、基本は貢献度かな?


つ 雪山といわれて想像する感じの山、木々などは何も生えていない、つるりとした山肌が続いている

つ 山頂らしき場所、そこは少し広い坂ではない広場があり、その中央には小さな石碑がある


まずは東レオディオルからね。

東レオディオルはほか二か所よりも比較的登りやすい山だよ。

傾斜もそこまでじゃなく、高さも他よりも低いから、始めて登るときは東レオディオルをお勧めかな。

とはいえ、そこそこの高さはあるから、雪山に慣れてなければ往復で一泊はしたほうが安全かな。

雪山登山自体今まで一回も体験したことない人は、アザールラでガイドを雇えるよ。

同じように、アザールラで東レオディオルの山頂の石碑に花を供える任意任務がほぼ常設って感じで受けられるから、それを受けてから来ると入山申請にも書きやすいよ。


つ 雪山、というよりも氷の山と思わしき斜面が氷で覆われている山、よく見ると、ところどころに氷の裂け目がある

つ 山頂と思わしき場所、東よりもかなり狭く感じる広場、中央に東と同じく小さな石碑がある


次に西レオディオルだよ。

西レオディオルの方は雪山は雪山でもクレバスなんかもある上に傾斜も結構急だから、ある程度雪山登山に慣れた人向けかな。

特にクレバスは目に見えてるところもあれば、いわゆる隠れクレバス……パッと見ただけじゃわからないクレバスも普通にあるからね。

西レオディオルは基本的に東レオディオルの入山履歴が複数回ないと入山許可が出ないんだけど、場合によっては初回からでも入山可能だよ。

ただし、後者の場合は先導役として西レオディオルへの入山履歴が二桁以上のベテランが補助と私鉄入れること前提だけどね。

西レオディオルも、東と同じく石碑に花を供える任意任務をアザールラで受けられるよ。

これはわたしも条件がわかんないんだけど、初回から西の任務を受けられる人もいれば、東の任務を複数回完了してないと西の任務が出てこない人もいるみたい。

何人かに手伝ってもらったんだけど、ちょっと条件が絞り込めてなくてね。

まあ、最初から西だとクレバスに落ちて怖い思いをする可能性も高いから、可能なら東の任務から受けていくのをお勧めするかな。


東西のレオディオルに関しては、正直に言うとこのくらいしかないんだ。

両山とも、山頂に石碑があるだけ。

この石碑も、何も刻まれてないものだから、何の石碑かよくわかんないんだ。


つ 管理小屋と異なる、木製のログハウスと氷樹が無数に生えている山


さて、最後に「断罪の崖」だ。

断罪の崖は、唯一木製のログハウスが入り口にあたるふもとの山道付近にあるから、それを目印にするといいよ。

「断罪の崖」は入山に許可が必要だから、このログハウスに必ず立ち寄って許可証を見せる必要がある。

入山許可は、アザールラから始まる「断罪の崖」の国家任務を受ければもらえるよ。

そこそこ貢献度必要みたいだけど。


つ 氷樹の隙間に踏み固められたような獣道がある、傾斜はそこまででもなさそうだが、獣道を見失ったら終わりだと思わせる

つ 氷樹の森林が途切れ、拓けているように見える山頂、しかしなんだか違和感を感じる

つ 山頂の端と思われる場所、そこは地面が霧などでかすみ見えないほど遠くにある、断崖絶壁がある


「断罪の崖」は東西よりも高山だから、登るのは丸一日以上かかるけど、傾斜はそこまででもないよ。

その代わり、他と違って氷樹がうっそうとしてて、足元の獣道みたいな山道からそれると即座に迷子になるよ。

探そうと思っても景色に差異がないからどこかもわからない。

下山のために下に下っても、必ず入ってきた入り口側にたどり着くとは限らない。

逆に山道から逸れて山頂を目指した場合、山頂ほどじゃなくても崖から転落する場合がある。

だから、山道から逸れないようにね。


で、「断罪の崖」についてだね。

元々、このレオディオル山脈はトゥオネラ時代に流刑地の一つとして使用されていた場所なんだ。

まあ、楽だよね。食料も衣服も何もなければ、数時間から数日で凍死するし。

そうして使われていた流刑地なんだけど、トゥオネラ滅亡の二代前から数十年前までの間、統治者の娯楽として、冤罪を訴えている人間を最も高い中央高山の「断罪の崖」を利用して絶望させることを楽しむようになった。

どうしてそういう結論に至ったのかは歴史的な資料が残ってないからわからないんだけど、それを娯楽扱いしてたっていう資料は残ってるよ。

実際、ここから突き落とされた人の大半は冤罪であることがわかっていたけど、その当時の政敵とか、都合の悪い人間を消すのに都合よくつかわれてたみたいね。

断罪の崖から突き落とされたのは数百人。

ただ、実際には断罪の崖にたどり着くまでに死んだ人もいるから、それも含めると数千人。

突き落とされた人が生きてふもとまでたどり着いた件数はゼロ件。

そりゃそうだよね、かなりの高山の山頂から、ほぼ垂直に地面に叩きつけられて生きてられるわけないじゃない?

突き落とす側もそれがわかってたから「断罪の崖」と呼んで、自分たちを正当化してたみたいだね。

「断罪の崖」の国家任務は、その冤罪で突き落とされた人々の遺品を捜索すること。

なんだけど、実際に任務を受けて「断罪の崖」まで来ると、若干厄介なことが起きて任務の内容に変化が出るから、最終的に導き出された答えを楽しんでほしいな。

あ、「断罪の崖」の崖下捜索を選んだ場合、普通に凄惨な遺体に出くわすからグロが苦手な人は崖下捜索を選ばないことをお勧めするよ。


つ 疲れ切っているのか、管理小屋前でストックを抱え込んで座り込んでいるナルツィアと端に見切れる右手ピース


ということで、レオディオル山脈の各山についてでした。

レッドキャップのユーラカリル廃墟群の山、リルエプルーナ山脈とも違い、本格的な雪山登山ができるので雪山登山が好きな人にはもってこいだね。

スネドゥロニジェンはどこもかしこも氷と雪の白と水色で統一されていて、なかなか素敵な場所だったよね。

次回は何か忘れてるスポットがあればそれの紹介を、なければ次の国に行こうかなと思うよ。

それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。

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