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御伽噺戦争・VR旅行記十八回目

やあ、こんにちは。御伽噺戦争(メルヒェン・クリーク)・VR(メルクリVR)の旅行記の十八回目だよ。


つ すごい勢いで流れる瀑布(ばくふ)の写真、高さがあるためか、縦長写真であるにもかかわらず滝つぼまで写っていない


今回は悩んだ末に、レッドキャップに二か所ある滝を紹介していくよ。

上の写真は西の滝のほう。

どっちもすごいんだけど、とりあえず位置としてはこんな感じ。


つ 雑な地図で歪んだU字のくぼ地線と、その一番南部分に歪んだ円の「首都」その東西に川のような線が引かれ、くぼ地線と川の線が交わったところに「ココ」と二か所記載されている


まず、最初の写真に写ってるのは、地図の西に位置する滝ね。

これは西にある「ボンデン山脈」から湧いてる水で、ボンデン山脈には「ボンデン鉱山」(前回候補になってた鉱山はこれ)があるよ。

東にある滝よりも、水源の山と滝の位置が近くて、急斜面を水が流れてるせいか、最初の写真の通りすごい急流なんだ。

しかも、崖から直角に水が落ちるから、万が一この川に落ちて滝までに抜け出せなかったら、滝から真っ逆さまで即死するよ。

実際にやったひまわり(イリアンサ)君曰く、

「ぶっちゃけよっぽど運がよくないと流れに押されて抜け出せないし、高所からの落下で水面も地面と変わらないからどちゃくそ痛かった」

だって。


つ 先ほどの滝とと思われるが、崖下の滝つぼしか写っていない、滝つぼにたたきつける水の勢いも強いのか激しい水しぶきが立っている、その滝つぼはあまり広くないように見える

つ 滝つぼの岸辺からの写真、滝つぼは川幅より少し広いくらいしかなく、そのまま水はからとして流れているようだ

つ おそらく滝つぼの水面と思われる水面写真、水底が見えないほど真っ青な水色

つ 水中での写真、そこを見下ろしているようだが全く見えず、しかし複数の水生生物が優雅に泳いでいる様子が見える


こっちが滝つぼの様子。

前々回の湖に流れ込んでるのと水源は同じだからか、こっちもきれいな青い水をしてるんだ。

この水源はワルキュレアと同じく国家資産だから「守護結界」に守られてるらしいんだけど、もともとは川の流れは今と違ってたんだ。


つ 上で貼られた雑地図に緑の線が追記されている、それは西の山から湖近くを通って今の首都カリヴァーを通りまっすぐ北に伸びている


緑の線が、聖都が首都だったころの川の流れだったんだ。


つ 比較的他と変わらないように見えるが、細長く続く道のような跡がのこっており、そこは大人の膝丈くらいはくぼんでいるように見える

つ 芝の生い茂った地面、しかしよく見ると、昔は水の通っていたらしい痕跡がある

つ 芝の生い茂った地面、しかしよく見ると、周辺とは異なり細かな砂利などが堆積している様子がある


川の水に毒を仕込まれたことに気づいた当時の教皇たちは、鉱山の鉱夫たち使って水源の流れだし部分、要は、川の根元を埋め立てた。

まあここまでは何となくわかるよね。

地図の通り、ボンデン山脈の水源は崖下へ流れて海まで流れる。

テロリストたちはそこまで考えてなかったけど、海はトレディシェンの内陸地の国でもない限りどこの国も面してる。

毒入りの水が海まで流れたら? 自国の海が汚染され、自国に不利益をもたらすことになるって、少し考えればわかりそうなものだよね。

で、ここでこの世界のファンタジーっぽさです。


つ 池のような広さの空間に水が逆巻いている、水面は渦を巻き、一か所に大きなしぶきが立っている


これはひまわり君にとって来てもらったんだけど、ボンデン山脈近くの水源の写真だよ。

水面のとこにある、大きなしぶきが今の川の水源になるんだけど、これは教皇たちや鉱夫たちがやったんじゃなんだ。

鉱夫たちが埋め立てた後、教皇たちの指示を仰ごうとしたところ、突然水面の一部がさっきみたいに大きなしぶきを上げて水が流れ始めた。

流れ始めた水は勢いのままに地面を削り、今の川の流れを作って海に流れ込んだ。

そうして、今この川や滝があるんだよ。

「黒い森の乙女教」では、「黒い森の乙女」の慈悲だって言われてるみたい。本当かどうかはわからないけどね。


つ 先の写真よりも幅が広く勢いが緩やかな滝の写真、やはり縦長写真だが滝つぼは写っていない

つ 上の滝の滝つぼと思われる湖、かなり広く、しかし水底は見えない


続いて東側にある滝だよ。

西ほどドラマチックな話があるわけじゃないのと、比較的緩やかな斜面を流れていることもあって、そこまで勢いは強くないんだ。


つ おそらく山の山頂と思われる写真、中央に噴水かのように飛び出した岩とそこから吹き上げる水があり、その周囲は池のようになっている、その端から水がゆっくり流れだしている

つ 山頂湖から流れ出す川、西の滝の水源と比べると随分と勢いがなく見える

つ 幅広の川の写真、川岸で子供たちが遊んでおり、それを少し離れた場所から保護者が眺めている


勢いが強くないから、崖下の滝つぼの先ではこんな感じで子供が川遊びができるよ。

別に紹介するけど、川下にある町では暑くなると「川で遊んでる子供の見守り依頼」なんかが増えるから、平和な依頼を受けたい人にはもってこいだよ。

あと、東側は滝つぼから川下の町までの間で、いわゆる「砂金」が採集できることがあるよ。


つ 緩やかな川の写真、下のほうにあまり深さのない竹ざるが写っており、そこにきらきらと金色に光る粒がある


すごく量が取れるわけじゃないけど、宝探しみたいなことしたい人には楽しいかも。

わたしもひまわり君と一緒に試しにやってみたけど、全然見つからなかったよ。

地元の子たちに聞いたらコツを教えてもらえたから、どうしてもうまくいかない人は地元の子に教わってもいいかもね。


つ 先の滝つぼの写真、かなり広く、元気のいい魚が水面より上まで跳ねている様子もある

つ 水中撮影の写真、西の滝つぼと異なり水底の土が見えるくらいの水深、水はそこまで青くは写っていない

つ イリアンサが滝つぼの中に入っている写真、滝を背景にして胸くらいまで水に浸かっているが、足がついているらしく両手をまっすぐ斜め上に伸ばしてダブルピースしている


あと、こっちの滝つぼは浅め。

ひまわり君でも胸くらいだから、一メートルちょいくらいかな。

読者が子供身長のアバターでプレイしてるなら足がつかないだろうけど、ある程度の身長があれば溺れることはないと思うよ。

VRでも、やっぱり水辺は涼しいから、厚さが苦手な人はおすすめだよ。

まあ、レッドキャップ自体が暑すぎず寒すぎずって感じだけど……。


つ イリアンサが滝の中からこちらに向かって水をかけようとしている、右下に見切れる右手ピース


ということで、レッドキャップの二大瀑布でした。

どうかな、最近少し暑くなってきたから、少しは納涼になったかな?

ちなみに、最後の写真のあと私はひまわり君にめっちゃ水かけられてびしょ濡れになったから、お返しに滝つぼの中に沈めておいたよ。

で、次回だけど、川下の町(港町とは別の奴)にしようかなと思ったんだけど、魔術塔と監視塔の紹介がまだだったからこっちを先にするよ。

それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。

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