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御伽噺戦争・VR旅行記十七回目

やあ、こんにちは。御伽噺戦争(メルヒェン・クリーク)・VR(メルクリVR)の旅行記の十七回目だよ。


つ 横長に広がる街並み、横に流れる川も見える


予告通り、今回は港町を紹介していくよ。


つ 雑な地図、首都のいびつな円とはくぼ地の反対側に横長の楕円で「ココ」とある


ここはレッドキャップの海の入り口になる「港町ガラム」だよ。

崖下で他国とつながるのはここだけなんだよね。あとは崖上の監視塔(そのうち紹介するよ)の隙間から入るくらいしかないんだ。


つ 街並みの写真、首都の崖下のようにカラフルだが、グラデーションを描くように色合いに規則性がある

つ 家と家の間に広いスペースがあるが、そこは道ではなく水路になっている

つ 小型のボートの奥に、巡回船と思わしき大きな船や、漁船と思わしき船が停泊している


この港町はね、トレディシェンにある水の都以外で唯一町中の移動手段にゴンドラを使用しているんだ。

このゴンドラはいわゆるタクシーみたいな感じで、基本的には一回百ゴールド。一日貸し切りとか、複数個所に行く場合は値段が変わってくるから、用途をゴンドラの漕手に伝えてからのってね。

漕手によっては長時間の拘束ができない人もいるから、無理は通さないこと。

大体はタクシーみたいに、乗客がいないゴンドラに合図して行き先を伝えて乗り込むんだけど、時間帯によっては空いてるゴンドラが見つからないかもしれないから、その時はここに行くといいよ。


つ 雑な港町の地図、地図の北東と南西に「ココ」とある


ここ、ゴンドラの格納庫っていうか、仕事が入ってないゴンドラや流しをしてないタイプの漕手が詰めてる営業所みたいなところなんだ。

手が空いてる人がいればすぐにゴンドラを出してもらえるし、翌日以降の予定についてもある程度予約ができるからおすすめだよ。


つ 水路の上のゴンドラ、漕手(せんしゅ)と思わしき壮年の男性がオールを持っている

つ ゴンドラの上から撮影しているのか、水路上から撮影した街並み、端にオールが見切れている

つ ゴンドラ内部の写真、焦げ茶色の木目模様の内部に、小さな木製いすや滑り止め用のカーペットが敷かれている、カーペットはカラフルな幾何学模様が織り込まれている


ゴンドラはこんな感じ。

椅子は木製の椅子だし、低いし板張りで座面が固いからそんなに座り心地はよくないんだけど、景色はなかなか面白かったよ。

わたしは行ったことがないけれど、ヴェネツィアってこんな感じなのかな?


つ 赤く丸い果物が何か半透明のもので覆われており、それが串に刺されている

つ 紙コップに刺さったカラフルな細長い塊、表面に霜がついているので、おそらく冷たいのだと思われる

つ よく見る円錐状のコーンに、ぼそぼそとした、おそらくジェラートに相当するものが盛り付けられている

つ ブツ切りのタコと思わしきものがいくつか刺さっている串と、くるくると串に巻き付けられた肉、肉もタコも茶色いタレがかかっている


これはゴンドラの上でも食べられる食べ歩きフードだよ。

町中はもちろん、回り売りしてる屋台ゴンドラもあるから、向かってる最中にすれ違ったゴンドラで購入も可能だよ。


つ ゴンドラの上に屋台屋根やテーブルがある、テーブルには見ただけでおいしそうな串が刺さっている

つ ゴンドラの上に屋台屋根やテーブルがある、テーブルには半透明の板状のものや、その中に埋まっている串の刺さった果物がある


ちなみに、果物は飴じゃなくて氷で、冷凍ミカンみたいなやつだよ。

買うときにささっと氷の中から削り出してくれるんだ。

二枚目の写真は、果物のジュースを凍らせたアイスキャンディーみたいなやつで、三枚目はそのままジェラートだよ。

味はとりあえずおいしかったよ、とだけ。

気になるものはぜひ食べに行ってほしいね。


つ 波止場と思わしき光景、係留されている船はどこかクルーザーに近い形をしているようだ

つ 白い砂浜が長く続いている、海水浴を楽しんでいる人や、ビーチで寝そべっている人などが見える


で、このガラムなんだけど、漁港というよりは比較的リゾートに近いみたいなんだよね。

川に近い東側は、クルーザーみたいなタイプの船の波止場になってて、西側は二枚目みたいな砂浜が続いてるよ。

レッドキャップは大陸の中でも北側に位置するんだけど、このガラムに関してはかなり温暖な気候で、比較的過ごしやすい気温や湿度が一年中続いてるんだ。

他国でももちろんビーチはあるんだけど、その中でも年中温暖なのはここくらいで、各国の裕福な家が別荘を持ってるらしいよ。


つ パステルカラーの家とドヤ顔でダブルピースしてるイリアンサ


黒い森の乙女(ジュフアブダルゲン)教」への一定額の献金か、レッドキャップ所属で貢献度が高いプレイヤーも別荘を購入できるんだ。

写真はひまわり(イリアンサ)君が買った別荘ね。

別荘って名前だけど、いわゆる個人拠点と考えてもらえばいいかな。

一応わたしも買おうと思えば買えるんだけど、そこまでこの港町に来る予定がないからいいかな~と思って購入は見送ったよ。

ギルド拠点とは別に、個人拠点が欲しい人は一考の余地があるかも。

ワルキュレア以外には同じようなリゾート地があるから、ほかを回ってみてから決めてもいいかもね。

ワルキュレアはリゾート地スペースを作るくらいなら食糧生産備蓄をして他国へ輸出する国だからないよ。

逆に、トレディシェンの中の小国には、いくつか他国からの観光客だけで成り立ってるリゾート国家もあるから、そこも悪くないと思うよ。

トレディシェンは紹介できるかわからないけど、ほかの三か国については紹介予定があるから待っててね。


つ 上と同じパステルカラーの家とエッヘンと胸を張るイリアンサ、見切れる右手ピース


ということで、レッドキャップの港町だったよ。

ワルキュレアは漁港! って感じだったけど、レッドキャップはリゾート! って感じで大分雰囲気が違うからなかなか面白いよね。

国ごとの特色だったり、雰囲気だったりが面白いから、他国の紹介も楽しみにしててほしいな。

次回は、崖の上の町か、鉱山か、滝か、どこにしようか悩んでるところだよ。

ひまわり君とも相談して決めるから、もしかしたらほかにところになるかも?

それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。

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