イノリ
あんまりこういうのを描こうとは思わないんですけど(笑)
輝きが砕け散って 星屑たちがうまれた
記憶を繋いだら 星座を描くのに
涙にも似ているね ほら 僕は泣いてた
闇の中 凍える 孤独は冷たすぎる雨
面影を映すには夜空はあまりに昏くて
でも君に似たまたつぎの星をさがせるほど
そんなに器用じゃない
カナシイ イノリ
擁きしめあうことだけが最良じゃないと
手を握り 肩ならべ 背をそむけたけど
強がりと嘘つきの積乱雲 切り裂いたら
ココロが見えるだろ
胸に秘めたまま終わるには愛しすぎた
「I LOVE YOU」じゃ伝わらないよ「愛してる」
鉤尻尾の流れ星が 指をすりぬけて消えた
掻き毟る爪だけ 赤い刹那の夢想
現実とも違うけど ほら 僕は知ってた
闇の中 迷えば 希望は欠け堕ちる月
夏を経る花のよう 散りゆく運命にあるんだ
でも君のいないまた次の季節 迎えるなら
秋桜 供養の舞い
カナワヌ イノリ
擁きしめあうそれだけじゃ最良じゃないさ
手を払い 肩ぶつけ 背をそむけたのに
塞がりと苛立ちに幾千年 費やすのか?
ココロが揺れるだろ
声にしないまま終わるには静かすぎた
「I LOVE YOU」じゃ聞きとれないよ「愛してる」
寄りかかる弱さに
ただ綺麗な名前をつけるのはもうやめよう
闇をわけあうより 光を照らしあえる恋人に
出逢えるまで僕は歩きたい
トダエヌ イノリ
擁きしめあうそれだけじゃ最悪じゃないか
手を振って 肩すかし 背をそむけたんだ
絶望が撃ち抜いた風穴に 指をかけて
ココロを引き千切れ
零れ堕ちるまま叫ぶのさ まだ愛しい
「I LOVE YOU」じゃ足りない君を「愛してた」






制作: