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砂ノ花  作者: 葉桜 ゆず
想起
2/3

まず、はじめに……

…………水面から浮かび上がるように意識が戻ってきた。

でも、今の状況を上手く認識できない。頭が霞がかってる感じがして変な気分だ。

まずは僕のことについてゆっくり確認していこう。


僕の名前は向日葵。最近18歳になった。

彼女…幼なじみで、同い年の鈴蘭といつも一緒にいて関係性は、友達?親友?言葉にうまく出来ないがとても親しくて仲は良い……はず。

僕はアントゥルーメという国の東端にある村に住んでいる。村と言っても名産も特にない山の中の小さな集落だ。

特別なところは…名前にだけ特別な文字を使うところか。

普通、人の名前も国名のような文字でつけられることが多い。だけど僕たちの村では昔にもっと東の方の国から伝えられた文字を使っている。僕は特別な感じがして気に入ってる。


ここらへんはいいか、もっとちゃんと僕の回りの出来事とかを思い出していかないと。

体は動かない。動かし方を忘れてしまったみたいだ。

……じゃあ、この国で重要なこと、特性について思い出そう。

それなら、特性判明の儀式からかな………あぁ……意識が遠のく、元々起きてもいないのに、、


ゆっくりと思考の自由が奪われていく。ただ眠くて意識が朦朧としているだけ……かな……?

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