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愚者は世界と輪舞曲を踊る  作者: トーマス・マトン
第1章.rook in wonderland
2/7

第二節.愚者ハ異世界デ戯レル

デゑタぶっ壊れ(汗)ちくせう!

美神さんとしばらく話したあと、意識を失った俺が次に目を覚ましたのは、


異世界の平原だった。


しかし広いねー。コレャ地平線まであるよ。

そして、俺が草と戯れていると、

『聞こえますか?』

という声が聞こえる。多分美神さん。

いやぁここまで来るのが長かった。

何があったって?特別に教えてあげよう。

めちゃくちゃ(外出に関しては)厳しい両親に育てられ、死ぬほど口喧嘩して家出し、自力で家を建て、畑を耕し、文字にするのがアホらしいほどの努力を払い、15歳になるまで生きてきた。

な?大したことしかないだろ?

しかぁーし!あの美神さんとお話しできるならこれぐらい安い代償なのさ!

だが、そんな辛はおくびにも出さず、会話を続ける。

「お久しぶりです!そちらも御壮健そうで何より!」

はたから見るとヤバい奴に見える?そんなもの大したことないさ。

『それでは、今からちゅ、ちゅーとりある?といきましょう!』

不安なのを勢いでごまかす美神さんマジ可愛い。

『そこに小鬼コボルトがいるでしょう?』

ああ、そこにいる豚と人を足して2でわったみたいな奴のこと?

『(・・・思ったより驚きませんね)…ええ。それです。今あなたはそれに気づかれてさえいません。なので、今のうちに基本的なことをお教えしましょう』

へー。まさにチュートリアルだね。

『それでは、《ステータス》と念じてみてください』

言われたのでやってみよー!んぐぐぐ。

見えた!これのことだな?

『それです!それのことです!とりあえず試運転がてらステータス確認してみてください!』

自分であげたんだからわかってるだろうに。

とか思いつつ確認している俺。

だいたい以下のような感じ。

–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––


ルーク・クローディアス Lv.15

職業:賢者ルーク

種族:魔神カタストロフィア

HP:15000

MP:測定不能

攻撃:1500

防御:1500

魔法攻撃:15000

魔法防御:15000

俊敏性:15000

器用:3000


––––––––––––––––––––––––––––––––––––––


智慧之道アリアドネ

・自分の知りたいことがどこで知れるか分かる。

・論理だったものを全て理解できる。

・他スキルと併用可。


魔法強化パワーオブマジック

・魔法を強化する。

・消費MPを軽減する。

・他スキルと併用可。


耐性弱化マテリアルブレイク

・対象の属性耐性を下げる。(15分間)

・使用者のLv.に応じて効果時間が伸びる

冷却時間クールダウンが必要。

他スキルと併用可。


魔法解析アナライズ

・呪文を解析できる。

・他人の術式に介入できる。

・悪影響を及ぼす呪詛カースや魔法攻撃を魔力に変換する。

・味方への攻撃も同様に変換する。

・常時発動。


神眼リードアイ

・対象のステータスを閲覧する。

・使用方法や名前、考えていることが分かる。


詠唱破棄スキップ

・威力を落とさずに詠唱を破棄できる。

・身に危険が迫った時、無消費・無詠唱で最適なスキルを発動する。

・併用可。


多重詠唱マルチキャスト

・一度の詠唱で15回まで同威力の同じ呪文を発動できる。

・Lv.に応じて連射可能回数が上昇。

・威力の減衰なし。

・他スキルと併用可。


––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

ぶっ壊れって言葉が生温いわ!

どれだけ過保護なんだあの美神さん⁉︎

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