表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歴史還元の亡国騎士  作者: mask
白の伝説
66/68

戦の終わり

 レティシアは駆ける。

 向かってくる敵の首を斬り裂き、骨を砕き、臓腑を貫く。

 飛来する矢を叩き、剣を弾き、槍をかわす。

 止まることは出来ない。

 レティシアはすでに敵軍の奥まで浸透していた。

 目標は敵の陣。そこに居るであろう大将首。

 別に獲れなくても良い。

 自分が暴れ、自分に注意を向けさせて街に向かう敵の数さえ減らせれば。


 雨が降りだす。


 それはすぐに滝のように勢いを強めて戦場を泥濘へと変化させる。

 手が滑り、得物を落としそうになる。

 足が泥に捕られ倒れそうになる。

 髪が濡れて邪魔だ。

 雨粒が顔を打ち、煩わしい。

 それでも止まるわけにはいかない。


 恐怖など消え去っていた。

 あるのはただただ挑み続けろという闘争心。

 そこに少女の面影はない。

 例えるなら鬼だ。

 豪雨だというのに白き絹の髪を血で染め、真っ赤な瞳は敵を捉える。

 

「うおおおおおおおおおおっ!!!」


 そして彼女はーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ