仲間が増えたから問題を1つ片付けよう
追放されたルークの代わりを探すというイライザ
ダンジョン攻略を阻止したい俺は、ルークの代わりなどいないとわかれば、ダンジョンに行くのを諦めてくれるだろうと思い、候補者を集め、無理難題を伝えた
ところが、
それが出来るという、幼なじみのカイトが現れた
「ところで」
ふと疑問に思い質問をしてみる
「カイトはなんでこんな所にいるんだ?ただの偶然なのか?」
原作では、候補者5人の中から、かなり自信がありそうな1人を仲間に率いれて、翌日にはダンジョンに向かった
あの時には、カイトは現れなかった
何故今回は現れたんだ?
「ああ、それはな」
懐から何やら紙を出してきた
「これを読んでもらえるとわかると思うが、ここ数日村の近くの森が何やら騒がしくてな」
その紙には、ここ数日の村近くの森の異変について書かれていた
思い出した!
候補者からメンバーを決めた後、翌日のダンジョン攻略に向け、祝いの酒を呑んでいた際、
途中店員から手紙のようなものを渡された
だが、酒に酔っていた為、その紙は机に置いたまま
そのまま店を出て、翌日ダンジョンに向かったのだ
確かにあの時は誰でもルークの代わりは務まるだろうと思い、
すぐに決定して呑みに行ったから、この時間にはすでにここには居なかった
だから、カイトとも会わず、
カイトは俺達を探し、店の店員に手紙を託したのか
そして、この頃なのか
カイトの故郷の村が魔族に襲われ、村が壊滅したのは
「なあ、キース。一度村の様子を見に来てはくれないか?」
カイトがこちらを見てくる
「ダンジョンでの討伐が終わってからでも良いんじゃないか?それよりも酒を呑みに行こうぜ!」
酒好きのアンダーソンは、早く呑みに行きたくてウズウズしているようだ
「それもそうね、どうかしらカイト
ダンジョンでの討伐が済んでから行くのは」
イライザまでもが同調してくる
「私は…どちらでも良いと思います…」
シンシアの発言は、どこか歯切れが良くない
「いや!駄目だ!まずは村の様子を見に行こう!ダンジョンはその後だ!」
ダンジョン攻略は、できる限り先延ばしにしないと。
まだイライザの死亡フラグが折れてる確証がない
それと、カイトの村が殲滅してしまうと、カイトが悪魔となる可能性が高い
「本当か!キース!!
ありがとう!恩に着るよ!」
カイトが嬉しそうに手を握ってきた
まずはせっかく出来た仲間をまた失わない為にも、問題を1つ片付けよう




