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忘れてしまったから

作者: Soraきた

たまにするだけ

だから、忘れてしまう

寒さなんて一瞬のことだからと

ふだん思っているから

やっぱり忘れてしまう


信号待ちの相手側

空に舞う白いモクモクから

その寒さが感じられる


君のぬくもりを

僕は忘れかけてた言葉で

感じることになる


空を見上げる人が多いのは

このあとの雪の情報のことも

あるのかな


寒いけど

今夜の場合は

晴れた空よりも

雪が舞い降りたほうが

似合うんだろうな

僕は思わず、ほほえんだ



横断歩道から

ヨーイ、ドンでいっせいに

駆け出してゆく


君の左手の手袋

僕の右手の手袋


君の右手と僕の左手は

ぎこちなく握られて

周りの人たちに気持ち遅れて

駆け出してゆく


君のぬくもりに

僕はしあわせを感じながら



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