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前日談 今回の経緯

 初めまして、鳴海(なるみ) (さけ)です。名字が鳴海、名前が酒です。

 初めての人はなんじゃそれと思ったでしょう。

 実は最近、友人たちに名前を間違えて憶えられていたことが発覚しましてね。しっかり自己紹介しておこうかなと。

 あ、小説中は「ウイスキーをください」というPNを使用していますが、ここでは鳴海です。よろしく。


 さてみなさん、書き手ですか? 読み手なら、さようなら。書き手のあなた、こんにちは。


 書き手なら誰だって思うのが、「ポイントが欲しい」「感想が欲しい」

 私もポイントが必要です。何万と稼いで、売れなきゃいけないので。


 ということで。

 現在進行中で、もしかしてこうすればポイント入るんじゃねえの? という仮説を実験しています。

 このエッセイはそのレポートです。


 ここに置いておく数字が役に立つ情報なのか、それとも外れくじなのか。そのへんはあなたが勝手に決めてください。

 ただ、せっかく実験しているので、一人で数字を眺めるよりはいろんな人の目に触れさせた方が面白いじゃん?


 そう、面白さが第一。わいわい騒ぎながら、あーでもないとか言いながらやる方が、いろんなアイデアも出るし効率的だ。

 そして宣伝にもなる。

 ということで。おおすげえじゃんと思ったあなた、私の勝ちです。ポイント置いてけ。閲覧料だ。



 ※私はこの実験で、 1週間であっさりブクマ100件達成しました。友人のレビュー効果もあってのことですが。

 なので似たようなことをすれば、底辺作家くらいは簡単に脱出できるんじゃないかな?

 実際に試したあなた、ぜひ実験結果を教えてください。



●発端。


 2019年のお正月、私は「感想を欲しいやつは来い、全レスしてやる」という企画をやってました。

 いろんな作家さんがいろんな小説を持ってきました。ジャンル、ポイント、様々です。

 言ったからには全部読みました。途中で切ったものもいくつもありますけどね。(ちゃんと「つまらなかったら途中で切る」と言ってますからね!)



 そしてこの小説を読む企画。私は、基本的にあらすじや小説情報ページなどは見ずに読んでます。

 ポリシーではありません。単に、説明書を読まずにとりあえず遊ぶタイプってだけですが。

 とにかく、その作品の現在のポイントやブクマはろくに見ずに読んで、空気を読まずにストレートな感想を書き残しているわけです。


 そんな状態なので、まず前提として私の評価となろうの中での評価ポイントは、直接関係がありません。

 しかし、なろうで高評価の作品というのは、人気だから高ポイントなわけです。ならば私が読んでも、高評価になる可能性は高い。


 そういう実験込みの企画でした。



 じゃ結果はどうなの?


 これがなかなか、冷酷な結果になったんです。

 高評価の作品は、のきなみつまらなかった。私の中の評価とランキングポイントは、反比例したのです。

 相関関係はあったけど、想定していたのとまったくの逆方向ですね。



 ようするに、私がつまらないと感じる作品の方が、なろうでは受ける。私が面白いと感じる作品は、受けない。

 それよりとにかく文章量、更新頻度、話数です。

 どうつまらないかは語りません、気になるなら私の書いた感想欄や、今回の反省会でも読んできてください。

「Garage Inc.」というエッセイ内に反省会会場を設けてます。


 ただ、一つ言うなら、私はいわゆる「なろう系」と呼ばれるようなテンプレ系小説――転生してチートとかハーレムとかいったやつですね――が面白いとは思えません。

 全てではありません、お気に入りの転生系小説もあります。無職転生なんて、その最高峰です。が、ほとんどのなろう系小説は、つまらないと感じてしまいました。


 でも、現実はそういう小説のほうが受けている。これは頭を切り替えなきゃいかんなと思ったわけです。



●仮説を立てた。


 私が「つまんねえな、これ」と感じるような作品を、更新頻度重視で書けば、意外と当たるんじゃねえの?


 「面白い」ってのは、主観の問題です。

 私の感覚は、多数派ではないのでしょう。ではどうすれば受ける?

 簡単です、少数派の反対は多数派なのです。逆の感覚で書けばいいのです。


 更新頻度に関しては、いろんな小説の更新日とポイントを見ていった結果ですね。データとして集めたわけでなないのですが。



●やってみよう、書いてみよう。


 ではさっそく……って、意外と難しいんですよ、つまんないのを考えるって!

 でもそこは簡単。自分が苦手なら、得意な人に手伝ってもらえばいいだけなのです。

 というわけで、活動報告にてアイデアを募集したところ、すぐにたくさんのアイデアをいただきました。


 それをアレンジ……もとい、丸パクリしたのが、現在連載中の


『最強賢者が転生した先は、女性しか魔法を使えない異世界でした。胸の大きさ=魔力の世界で勇者を無視して魔王軍をボコったら追放されたので、婚約破棄された悪役令嬢や貧乳メガネと引きこもってスローライフしたい。』です。


 タイトル長すぎですね。


 このあたりの詳細は、当時の活動報告をご覧ください。

 2019年2月1日前後の私のページに経緯があります。

 


●ということで、


 ということで開始したこの企画。どうなることやら。

 今までは一週間ごとに活動報告で経緯を報告していたのですが(といってもまだ2回ですが)、せっかくなのでエッセイ作品としてまとめることにしました。


 よかったらどうぞ、本編と一緒に楽しんでいってください。



 さて最後にひとつ、大切なことを。



 書き手のあなたなら、わざわざ説明しなくてもわかってくれると思います。でも、読み専の人には、わかってもらえないかもしれません。だから、説明しておきます。

 お仕事と残業との日々の中、短いとはいえ毎日2話更新していくのがどれだけ大変か。10万字以上書くほどの労力、時間を作るのがどれだけ大変か。

 冗談や釣りで気軽に書ける量ではありません。


 私は「くだらない小説で読者を釣ろうぜ」とか「こんな作品に釣られる読者はだめだ」とか、そういう意図では書いていません。

 むしろ、わりとマジメに、かなり本気で書いてます。


 私は「私がつまらないと思う作品を書こう」としていますけど、それは「つまらない作品を書こう」とイコールではありません。

 この作品を書く上での方針は、「高ポイントの作品を書こう」の一本だけです。

 さっきも書いた通り、面白さとは相対的なものです。私にとってつまらなくても、その他大勢に対して面白いならそれでいいのです。


 蛇足でしたね。


 ということで、初回の講義はこのへんで。

 皆さんの明るい執筆ライフを応援しています。


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