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オレをスキ過ぎる姉達がマジで怖いんですが!!?  作者: 低脳イルカ
師匠と弟子編
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三章 ❸ 二つ名

必殺技っていいですよね…


出来れば簡単なご意見、ご感想をお願いします。

「ん、ん〜」


「ヴェール〜あんたって人は〜。」


「いやーすまんすまん。結構良いとこいくからさぁーつい、ね。」


「『つい、ね』じゃぁ無いわよ!このお馬鹿!!」


「師匠!師匠!!大丈夫ですか?」


「あいってて…」


 俺はミラ姉さんの膝まく、ら…膝枕だとぉ!!!ヤバイ鼻血が出そうだ…。気を取り直して膝枕から上体だけ起こし、恥ずかしそうに答えた。


「申し訳ない…負けちゃったよ。」


「いえっ!師匠は凄いです!!」


「えぇっ、俺師匠について行きます!!」


「私…光栄です。こんな凄い人の弟子になれるなんて…グスッ」


 なんでどうしてどうなった?この三人からの懐かれよう。おかしいなーっと思った瞬間。


 目の前を二つの影が覆った。右からは控えめのけれど弾力のある…左からはしっかりとした濃密な、けれどとろけるように柔らかい…おっぱいか!!が押し付けられている…はず!って、えぇっ…と誰!!?


「「レンさーーーん。良かったーーーーー。あぁぁぁぁぁん。」」


 ラムさんとシンシアさんかな?


 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 椅子にかけて何故こうなったかのあらましルイに聞いた。どうも…


 ①いきなり始まった超常バトルに大興奮!

 ②そしたらレンさんの剣が光はじめて大興奮!!

 ③次に、ヴェールさんの剣が炎を纏って大興奮!!!

 ④勇者と魔王の戦いを垣間見て大興奮!!!!

 ⑤弾け飛んだ勇者が僕らの師匠だイェイ!!!!


「①から④は分かるけど⑤はどうなの?負けてんだよ?」


「大丈夫です!勇者は立ち上がるたびに強くなりますから!」


「いや、俺勇者じゃ無いし!!勇者他にいるし!!!」


「私「「俺たちの中での勇者です。」」」


「ちょっと待てお前ら、その話だと魔王は誰なんだ〜?」


「ヴェールさんに決まって…」


 ゾッドはヴェール姉さんに吹っ飛ばされて治療中だ。。ミラ姉さんは何故かご立腹だ。ラムさんよりシンシアさんの方がが泣き止まなくて受付に戻る時『「もうっ、心配させないでください!」ニコッ』と俺の心臓を串刺しにして行った。さてコレからどうしようかと思った時あの人が現れた。


「やぁレン君。今の師弟試合良かったよ〜。私も久々に心湧いたよ。さて…だ。本当なら送るのはまだ先だと思ってたけど、覚醒者には送る慣習があるんだよねー。」


「えっあっはい。」


「君の剣速。止まらない斬撃。朽ちない意思に希望を込めて!君に【閃光】の二つ名を送ろう!!」


 ワァッと湧いた。二つ名の授与はここ数年。行われていなかったからだ。


 しかし解せない事がある。今聞いておかなければいけない気がする。言うしか無い!


「えっと誰が覚醒者ですか?」


「「「「「「「「ハァッ」」」」」」」」


 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 ギルドホール一階の軽食スペースで俺、ルイ、ゾッド、ミラ姉さん、ヴェール姉さん、ガルムでちょっと遅めの昼食をとっていた。


「師匠ないですー。」


「アレはないですよー。」


「そんな師匠も大好きです!」


「「「「「ファッ!!」」」」」


「「モーラ?」」


「えっだって良いじゃないですか!」


「うっうっ…モーラ君だけだ…。」


「俺「僕達はいつか師匠を打たなければいけない気がします。」」


「何でだよ。」


「しかし、確かにお前剣に目を向けてなかったからなぁ。あんだけ集中してれば気づかないっちゃぁ気づかないか…。」


『させないからぁっ』てモーラが横で吠えている。


「はぁ…」


「どうしたのミラ姉さん。」


「うーうん。コレで中位精霊術は習わなくても大丈夫よ?」


「えっ何で?」


「レンの烈光剣なら、昨日の無限召喚陣の破壊はノーリスクで行えるからよ」


「じゃぁ…烈光剣には破邪の効果があるのかぁ。…でもお願いします。」


「どうして?」


「必要だから。精霊術は契約精霊の力を借りる感じだから、契約精霊さえいればそこまで魔力を消耗しないし…。」


「…。」


「姉さん?ミラ姉さん?」


「レン。大丈夫だ、問題ない。『必要だから』を反芻してるだけだ。」


「う、うん。」


「さてとお前ら、これからどうすんだ?」


「とりあえずミョルニルの槌に戻ってみんなの装備を新調しつつ、俺の新装備を受け取るつもり。」


「そうだな、あとこれから一週間は、私の特訓を受けることになる。」


「何で?」


「秘密だ。」


「何だよそれ…。」


 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 ミョルニルの槌に戻ってきて、俺が使わなくなった装備品を引っ張り出した。


「親方〜。フォーゲルさーん」


 工房を覗くと親方とフォーゲルさん。そして見知らぬ誰かが忙しなく動いていた。


「なんだ〜。」


 ちょっと頼みたい事があるんですけど…先に挨拶してもいいですか?」


「構わんよ。」


 新しい人も顔を上げてこっちを見ている。


「あー初めまして。俺、レンって言います。そこに下宿させてもらってます。


「おーあんたがか?ワシはグガンじゃ、グルノがいつも褒めとるからのー、いつか会ってみたいとはおもっとったんじゃ。」


「ちっ。よけーな事言ってんじゃねーぞ。手ぇ動かせ手ぇ。」


「ほうほう。分かっとるわ〜。」


「コイツは俺と同じくらいの腕利きだ。お前があんまり仕事を回すもんでな、手伝いに来てもらっとる。それで何だ。」


「はい。俺のお古なんですけど三人用に打ち直してもらえないかって思って…。


「ふん…良いんじゃねぇか?」


「お前もちったぁ気が回るようになったんじゃねぇか。おーそうだ。魔化オーガの皮で作らせたアンダーシャツとパンツ5枚上がってんぞ。コイツには『魔素吸収』『衝撃吸収』『清潔』を付与しといたぞ。」


「うわっ!ホントですか?早い上に付与まで…」


「おぅ、どうも付与術がスキルアップしてな?『付与スキル+1』と『付与高速化』が出来るようになった。まったく俺の才能もまだまだ捨てたもんじゃねぇな!」


「因みに…昨日の武器と合わせて代金はいくらぐらい…」


「あーヴェールとミラからある程度は貰ってる。残りはミョルニルからのランクアップ祝いだ。」


「有難うございます!」


「じゃぁ、ですね?」


「何だ?コイツで俺のレザーアーマーを…」


「何だこりゃぁ!!?」


 親方の悲鳴に似た叫びにグガンさんとフォーゲルさんが近寄ってきた。


「コイツは何だ?」


「昨日戦った相手でさ。」


「ほぅ………。それだけか?」


「はい。」


「じゃぁ、あれだ。鑑定してみるしかねぇな。」


 鍛冶職人三人が未知の部材に心踊らせてる。


「分かったぞ。コイツは牛頭と馬頭というバケモンの混沌種じゃ。」


「コイツの素材から作れるもんは伝説級でハッキリ言ってとんでもないもんだ。」


「良いのかレン?コイツで作っちまって!」


「構いません。やって下さい!!」



出来れば簡単なご意見、ご感想をお願いします。


結構思い付きで書いてしまっているので

盛り上がりにかけるかもしれません。

そこのところはご容赦を…

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