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8話 不穏な空気(1)プロローグ

セリフとセリフを空けました。多少読みやすくはなった・・・・かも(かもかよ!!)


「城がデカすぎるのか、人が小さいのか・・・」



 ヴェルサイユ宮殿より、大きい気がするのはボクだけ?

 まぁ、異世界で土地が余ってるから当たり前なんだろうけど。



「この世界には、街はここだけなんです」



 はい?何ですって?




「あとは小さい農村ばかりなんです」


「じゃあ、みんなここに住みたいんじゃ・・・」


「みんな憧れてます。都会だから」



 なるほど、村ばかりなら憧れるのも分るな。



「この世界は小さいですから、大体二週間寝ないで歩けば一周しちゃうんです」



 小さっ!!二週間寝ないでって無理だけど、狭い!!



「そんな小さい世界ですから街はここだけなんです」



 なるほど、これなら騎士団なんて考え付かない。でも、城ならあるはず・・・。



「誰だ!!」



 厳ついオッさんが話し掛けてきた。騎士団って感じじゃ無かった。



「ルイ様に話があります」


「許可証は?」


「ありません・・・」



 アポイントメントだろうな。通称アポ。



「婚約者にも会わせない気かい?」


「貴女の名前は?」



 ボクが言ったら、オッさんはサランに聞いた。 「サランです」と、言ったら奥に入って行った。



「ありがとうノア」


「気絶させたかったけどね」



 ボクの言葉に苦笑いを浮かべたサラン。

 数分したら、オッさんが帰って来た。



「客間にどうぞ」



 ボク達は、案内され、客間に着いて、イスに座った。

 一時間位待たされてる。



「わざわざ来たのに、何なの?この歓迎は・・・」


「ルイ様は、お忙しい方ですから」



 ムカつく。ボクを待たせるなんて。サランと関係無かったら、破壊してたよ。



「!!」



 廊下から異様な気配を感じて、サランの近くに行った。



「サラン・・・ボクの後ろに隠れてて」


「え?」



 何がなんだか分らないサランは、戸惑っている。



「・・・無粋な歓迎だね」


「!?」



 更にゴツい奴等が現れた。剣やら槍を構えてる。



「どういう・・・ことですか?」


「ルイ様は、もうサランという娘と婚約している!!」



 はあ?どういう意味だよ。サランは後ろにいるだろ!!



「サランは私です!!」


「不届き者!!サラン様を汚すな!!」



 ゴツい奴等のリーダーみたいな奴が怒鳴る。



「じゃあ、その“サラン様”に会わせなよ」


「貴様!!」



 ボクは挑発気味に言った。やっぱり怒った。



「騒がしいぞ!!サランが怯えてるだろう!!」



 現れたのは、ボクに似たような雰囲気の男。

 髪は、ボクは黒に対して奴は銀髪だった。



「ルイ様!!」


「誰だ?」



 ルイと呼ばれた男は、サランに言った。サランは、目を見開き涙が落ちた。



「この不届き者がサラン様を名乗ったのです」


「・・・・そう」



 何かが変だ。那瀬なら分るだろうが、ボクには分らない。



「やっぱ無理にでも那瀬を連れて来れば良かったかな」



 今さら後悔してるボク。

 別に、負けるなんて無いけどさ。



「・・・ルイ様」



 細い声に驚いた。ボクは、窓を探したが見つからない。



「ちっ・・・」



 イライラが高くなる。ムカつく。



「魔女かしら?」



 一番聞きたかった声がした。



「那瀬!!」



 ゴツい奴等は背後から声がして驚いている。

 誰の声か分らないが、ルイの名を呼んだのは確かだった。



「まさか、魔女と会うなんてね。何でもアリなのは楽しいわ」



 なんと呑気なんだろうか。

 でも、ホッとしてる自分がいたのに驚いた。



「・・・貴女・・は?」



 女の声がした。たぶん偽サランだろう。



「初めましてルイ様、魔女さん。ワタクシは那瀬優妃と申します」



 お嬢様の雰囲気を帯びてる。流石だなぁ。



「・・・魔女・・・?」


「人を操っても心だけは操れませんよ。特に愛し合ってる者なら・・・」



 偽サランは「え・・・」と、言った。

 ルイを見ると、泣いている。



「ルイ様・・・」


「ボクが連れて来る」



 ボクは、サッと瞬歩(しゅんぽ)で、ルイの元に行き、サランの元に戻った。

 ちゃんとルイを連れて来た。



「ルイ様!!」


「ごめ・・ん・・な?・・サラ・・・ン・・」



 操られながらも、涙を零しながら、サランの頬に手を添えて言ったルイ。

 サランは、ルイを抱き締めてた。



「・・・分ったでしょう?真実の愛なんて、そういうことよ」


「・・・わたし・・・みとめない・・・あい、なんて・・・」



 偽サラン、魔女は何度も何度も同じセリフを言う。

 魔女は狂ったように叫んだあと、何かの魔法をかけて消えた。






 また、ボクの予定が狂った。

 何なの?あの女・・・魔女だからって、ボクの邪魔しないでよ。


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