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ひなたとひかげ

作者: 夜朝

ひなたにいても

ひかげにいても


たんぽぽは

たんぽぽ


つくしは

つくし


おおいぬのふぐり

おしろいばな

こすもす

つばき


ひなたに

かおをむける

ひまわり


ひかげが

すきな

すずらん


みんな

じぶんらしく

さいて

さいて


ときどき

あらしに

ないても


また

はれたら

わらってほしい


うーん

ひかげにいて

おひさまが

ほしくなったら

どうすれば


うーん

うえきばちは

きらいかな?


かべを

こわせると

いいんだけど


そうだ

かべより

もっと

おおきくなればいいんだよ

おひさまがあたるように


あれ

あつくなりすぎたら

どうしよう?


まぶしすぎたら

どうしよう?


そうしたら

ひかりがすける

うすいカーテン

そっと

かけるから


ほら

はんぶん

ひかげ


まっくらやみは

おやすみのそら

いっしょにねむろう


すやすや

ゆっくりねむったら

エネルギーほきゅう


あさは

かならず

やってくる

どんな

ざっそうにも

かわらずに


ひなたにいても

ひかげにいても


たんぽぽは

たんぽぽ


つくしは

つくし


また

あしたも

こうごうせい


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