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「初心者VRMMO(仮)」小話部屋  作者: 神無 乃愛


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とある日のパーティチャット(文字のみ)

 ――ディスカスがパーティチャットにディッチ、ジャッジ、ジャスティス、スカーレット、ユーリを招待しました――


ディスカス:お前ら今どこ?


アルブス:主様はただいま錬金術を使っている最中です。邪魔しないでください

(そのままアルブスがチャット切断)


ジャスティス:今ジャッジとクエスト中。現在はシュトルーム大陸


ユーリ:ディッチさんは車を整備してます。家で車ないから、こういうディッチさん見るの新鮮です


ディスカス:惚気は要らん。つか、ユーリ圧力釜知らん?


ユーリ:炊飯器がどうかしました?


ディスカス;カナリアが使いたいらしい。煮込み料理をゲーム内で作りたいんだと


ユーリ:でしたら圧力鍋ですね。ゲーム内にあるんですか?


ディスカス:ない。作成依頼が来た。時短魔法と重力魔法を教えたんだが「圧力鍋」がいいってごねられた


ユーリ:あらら


ジャッジ:ご愁傷さん。カナリアの料理はうまいからな


ディスカス:てめぇまで惚気るな! つかそこまで言うならお前が作れ!


ジャッジ:俺無理。それにどうせなら俺だけのために作ってほしいから、断るけどね


ディスカス:(ジャッジのドヤ顔が想像できるぞ!!)つか、その圧力鍋作るのに構造がいまいち分からん。ネットで調べたんが……


ユーリ:お店で普通に売ってますよ?


ディスカス:片手、両手、その他諸々。何あれ


ユーリ:リアルで使うと便利ですよ。時間も結構短縮できますし


ディスカス:つか、それをゲームで使うとするとどうなる?


ユーリ:……考えたことありません


ジャスティス:魔法対応で何とでもなるんじゃないか? おそらく最初は試行錯誤になるだろうが


ディスカス:セバスにも使わせたいから鍋がいいらしい


ディッチ:セバスなら少し教えりゃ魔法で何とでもやりそうな気がするが


ディスカス:整備、お疲れ


ディッチ:おうよ。ユーリに連絡取ろうとしたら、面白いチャットやってんのな


ディスカス:俺圧力鍋見たことないし


ジャッジ:同じく


ジャスティス:同じく


ディッチ:俺はあるぞ! ユーリがよく使ってる!!


ディスカス:自慢か!?


ディッチ:それ以外何がある!


ユーリ:そんなことよりも、ゲーム内で圧力鍋を作ってほしいというのが、カナリアちゃんの希望なんですよね?


ユーリ以外:(すげぇ、あの流れを無視した!)


ディスカス:そういうこった


ユーリ:だと後ろにおばあ様も絡んでいるでしょうから作るしかないと思いますよ


ディッチ:俺とユーリで圧力鍋をよく使う御仁に連絡取っとくから、あとで色々聞いて作ってやって。女帝さん相手にごねるよりそっちの方が楽だ


ディスカス:……だな


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