僕の優雅な休日の過ごし方 by 森戸絵莉叶
やぁどーも。羽純が言うところの「外面がいい」絵莉叶だ。
しかし、心外だね。僕は外面だけでなく、家でだって良い子じゃないか。
そうだ。今回のターンでは、僕の休日の過ごし方について日記に書き残しておこう。今日、僕がどんなに有意義な休日を過ごしたか、これを読めば、僕をだらしないなんていう輩はいなくなるだろうね。
さて、優雅な僕の朝は、モーニングコーヒーを嗜むところから始まる。爽やかな朝、自室から出て、ともに暮らす素晴らしい友人たちとのモーニングを楽しむ。今朝は真波お手製のたまごサンドイッチだった。料理が上手なところが彼女の魅力の一つでもある。
モーニングが終わると、真波が食器を洗う。それを率先して手伝うのは栞と僕。間違いなく、僕ら2人がトップクラスで育ちがいいだろうね。唯愛なんてすぐに部屋に戻って行くからね。まぁ、引っ込み思案なのに食事だけでも一緒に摂ってくれるところはとても愛らしいよね。
恵は元気に出かけていった。後から聞けばランチとショッピングに行っていたらしい。半ば無理やり連れて行かれた羽純は、帰ってきた頃にはぐったりしていて、思わず笑ってしまったよ。
話を戻して、モーニング後の僕はと言えば、自室に戻って問題集を解いていた。こう見えて進学校に通っているから、課される課題も多い。それを休日の早い時間にやってしまうのが僕の美学。早めに解き終われば、週明けの授業の予習をすることだってできるしね。
課題に集中していると、気づいた時にはもうランチタイム。本日のメニューはジェノベーゼパスタだった。これも真波の逸品。何を隠そう、僕の大好物だ。フルーツトマトとモッツァレラチーズが入っているのが彼女の作るジェノベーゼパスタの特徴。筆舌に尽くし難い最高傑作だと思っている。これから先も毎日だって僕のために作って欲しいほどだ。
恵と羽純が出かけていたから、今日のランチは4人だった。食事中、唯愛が口元にバジルソースをつけていたのを栞が拭ってあげていた。まったく、仲睦まじいね。
真波と栞と僕は同じ高校に通っている者同士、出された課題について議論を交わしたりもして、いつも通りとても有意義なランチタイムとなったと思う。
さて、午後からはヨガに勤しんだ。ポーズをとって瞑想をする時間は、自分を高められている気がして好きだ。途中、真波が部屋に来たみたいだけど、集中していて気づけなかったのが申し訳なかったな。この場を借りて謝らせてもらうよ。
いつも料理は真波がしてくれているから、今日の夕飯は僕が腕を振るった。振る舞ったのはカレーライス。定番にして王道、けれど極めればどこまでだって深い味わいになる奥深い料理だ。栄養満点な野菜たっぷりのカレーは、美味しく食べてほしいという思いのほか、みんなに健康でいてほしいという僕の愛を込めたつもりだ。
味にうるさい真波も、僕のカレーには「おいしい」と言ってくれるから、僕も作った甲斐があったってもの。恵なんて2回もおかわりしてくれたしね。彼女のプロポーションが崩れてしまう日がくるとしたら、それは僕のカレーがおいしすぎるのがイケナイんだろうね。
夜は可愛らしい動物の動画を見てリラックスタイム。僕が動物の動画を観るようになったのは、動物好きの真波の影響かな。
彼女は僕がベッドの上でタブレットを使って動物の動画を観ていると「何観てるの?」と寄ってくる。僕はそんな彼女が愛らしくて、つい動物の動画を観てしまうんだよね。
と、まぁ、こんな感じで、僕の休日は終わりを迎えた。大部分を省略してしまったけど、かなり有意義な休日を過ごしているのが読んで分かるだろう?
さて、次のストーリーテラーは真波だ。素敵な日記を一つ、よろしく頼むよ。




