朝のランニング、それから散歩 by 風岡恵
最初の日記を羽純ちゃんに任せたのは間違いだったかなぁ。読んでみたけど、あれじゃあ日記というより、ただのメンバー紹介だったもん。
なーんて、ウソウソ!笑
私が言い出したこの交換日記、羽純ちゃんが良いスタートを切ってくれて嬉しかった! いつもなんだかんだ言いながら、私のわがままに付き合ってくれてありがとう! 羽純ちゃんのそういうとこ、私、大好きだよ!
じゃあ次は私、風岡恵の番! 今回、私は今朝のできごとについて書くよ。そしたら少しは日記っぽいでしょ?笑
私の日課は朝のランニング。朝起きて、ストレッチをして、体が温まれば準備万端。お気に入りのランニングシューズをはいて、朝のまだ人の多くない時間に、思うがままに走るの。コースはあえて決めてない。けれど、いつだってきっちり30分で帰ってくるようにしてる。もちろん、それにはちゃんと理由があります。
私がランニングから戻ると、だいたいいつもそのタイミングで家から出かけようとする人がいます。それは羽純ちゃんです!
「ただいま!」
私が明るくそう言えば、羽純ちゃんはいつも眠そうに「おふぁえり」って、あくびをしながら返してくれるの。
羽純ちゃんは、朝に散歩することが多い。他の運動をしないから、せめてウォーキングくらいはやっておかなきゃって言ってた。
まぁ、平日はよくサボってるけど笑
「これからお散歩?」
いつも私がそうやって聞けば、羽純ちゃんは軽いストレッチをしながら「そ」とだけ言ってうなずく。
いつもだったら、ここで私は「じゃあついてっていい?」って聞く。その質問にはいつも「好きにしたらいいでしょ」と、そっけない返事が返ってくる。
だから、今朝はついていくのをやめておこうかなって思った。羽純ちゃんも、いつも私についてこられて、うっとおしいと感じているかもしれないし。
羽純ちゃんだってたまには1人で散歩に行きたいよね、と心の中で自分の言い聞かせながら、ひとりで家の中へと戻ろうとした私に、羽純ちゃんは、
「何? なんか忘れ物でもしたの?」
簡単なストレッチを続けながら、そう言ったの。
まるで、私がついていくのが当たり前みたいに!
一緒に散歩する時、いつも私ばかりしゃべっちゃうし、羽純ちゃん、うんざりしてないかなぁって思ってた。
だけど、私、ついていってもいいんだって、羽純ちゃんにそう言ってもらえたような気がして。
「なんでもない! 私も行く!」
自分でも分かるくらいいつも以上に元気よくそう言ったら、羽純ちゃんはあきれたように「相変わらず、朝から元気ね」って笑った。
「元気がとりえですので!」
舞い上がって、変なテンションで羽純ちゃんに抱きつけば、羽純ちゃんは「ぐへぇ」なんて声をもらしながら、それでも私を引きはがそうとはしない。
「じゃあ、羽純ちゃんと一緒にお散歩にしゅっぱーつっ!」
明るく言った私に、羽純ちゃんは、
「なんか今日、いつもより嬉しそうじゃない? なんかいいことでもあった?」
って、不思議そうに聞くから、
「さぁ、なんででしょー?」
そう言って、ごまかしたの。
「何さ、教えなさいよ」
「じゃあ当ててみて!」
「いや、ノーヒントすぎるでしょっ!」
それは、私が出した、世界一簡単な問題。
この日記が、そんな会話の答え合わせ。
羽純ちゃんの何気ない言葉が、私はとっても嬉しかったの。
これからも、ずーっとあなたの隣を歩いていたいな。
だから、出来るだけサボらず毎日一緒にお散歩に行こうね!笑
今日の日記はこれでおしまい! 以上、風岡恵でした!
次は絵莉叶ちゃん! よろしくね!




