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『鴨季継、石清水八幡宮のプレスマンを夢想のこと』速記談5016

作者: 成城速記部

 鴨社の禰宜である鴨季継は、保延六年正月二十三日、御社におこもりをする当番であった。夢の中で、八幡宮からといって、プレスマンのようなもの、数え切れないほどの原文帳的な紙束を舞殿に奉納しているのを見たので、あれは何をなさっているのですか、と尋ねると、神官たちは、八幡宮が焼失してしまったので、八幡大菩薩が、こちらへお渡りになられるのです、と答えた。夢から覚め、夜が明けた後、美濃権守藤原親重が宮廻りをしていたので、このような夢を見ました、とお話しすると、京から参詣していた人が、昨夜、亥の刻、八幡宮が焼失したそうです、と言ったという。



教訓:八幡神の宝物にプレスマンが含まれているとすると、速記者としては、ありがたいことです。

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