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次の人生何しよう?  作者: ずうぉるふ
3/19

市役所的な

目が覚めるとそこにはたくさんの人列を作り並んでいた。列はとても長く先が見えない。


『最後尾はココです。』と書かれたプラカードを持っている人がいる。


とりあえず従業員らしきその人にここについて聞いてみた。


「ここは死後の世界で、並んでいる人達は次の転生の手続きをしています」


並んでいる人の誘導をしながら従業員らしき人が続けて言う。


「この列を並び終えるとこれまでの職業、犯罪歴、成し遂げたこと等を紙に書いて頂きます」


「へぇ、それを元に裁判を行うのですか?」


従業員がにっこりと頷いた。

「えぇ」


「裁判が終わると地獄か天国か決められ、天国行きの方は滞在する時間は決まっているのですが、希望があればすぐに転生することができます」


「逆に地獄行きの方は罰を受けて償ってから、ということですか?」


「そういうことです」


「ご丁寧にどうも」と伝えてとりあえずこの列に並んだ。


ーー


長い、とにかく長い。

丸一日くらいは待っていた気がする。


そうこうしているうちに俺の番が回ってきた。


「お待たせ致しました」

感じのいい女性だ。


「それでは、こちらの用紙にお名前と性別、生年月日それから年齢、出身地をご記入ください」


多いな。


「分からないところはどうすれば...?」


「空欄で構いませんよ」


書き始める。




「書き終えました」


「ありがとうございます、確認致しますね」

そういうと部屋の奥の方へ入っていった。



しばらくして女性が戻ってきた。

「はい、記入漏れなくかけておりました」


すると女性がまた別の用紙を出してきた。

「それでは、続いて...」




こうして全ての記入を終えた。







ーー

結論から言うと俺は天国行きだった。


前世で反逆者の汚名を着せられたことで同情をされた。来世ではぜひ良き人生をと受付の女性に言われた。

ぜひブクマ等よろしくお願いします!

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