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to be continued
短めです。
ーー
バンッ
扉が荒々しく開いた。
「起きろ」
どうやら処刑の時間になったらしい。
四肢がない俺は兵に連れられて処刑場へと向かった。
国中の人々からの罵詈雑言をあびせられながら火にかけられた。
彼らには俺は悪魔に魂を売っただの、取り憑かれただの酷い言われようで伝わっている。
十中八九あの二人のおかげだな。
皆俺の死を喜んでるなぁ...。同時に恐れられているが。
もし彼らがその立場になったら泣き叫ぶのだろう。ならば俺は泣いたりしない。命乞いもしない。それらは彼らの思うつぼ、彼らの役目だ。
さて、
次の人生何しよう?