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ボクシング関連のエッセイ集。

私のエッセイ~第二百十三弾:ボクシングにおける、『レフェリー・ストップ』等についての考察

 皆さん、こんばんは! お元気ですか・・・?


 深夜になりましたが・・・


 今宵は、ボクシングの中でも、「レフェリー」について考えてみようと思います。


 これまで、この「レフェリー」が大きくからむ「事件」「トラブル」というものがボクシングの世界で起きてきました。


 まず有名なのが、ジャック・デンプシーとジーン・タニーのタイトルマッチでの、『ロングカウント事件』。


 デンプシーは、前の試合で、挑戦者タニーのテクニックに翻弄ほんろうされ、ベルトを奪われての「リターン・マッチ」に、この日臨んでいました。


 ところが、この試合中、「事件」は起こります。


 第7ラウンドにタニーをダウンさせたデンプシーは、「ニュートラル・コーナーにいったん下がる」という新ルールを忘れてしまったために、なかなかコーナーに下がらず、レフェリーのカウントが始まったのは、「5カウント」もあとのことでした。


 このあと、生き延びたタニーの判定勝ちとなり、デンプシーの王座返り咲きはなりませんでした。


 それを、YouTube動画でみてみましょう。


 『Jack Dempsey vs Gene Tunney - The Long Count (1927)』

→ UP主様は、「Hao1981」様。

→ このときのレフェリーは、バリーさんというんですがね、デンプシーびいきのファンからは、「ロングカウント・バリー」などという不名誉なあだ名をつけられてましたね。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 次は、タイソン対ダグラス。


 この「比較動画」をご覧ください。


 『Mike Tyson vs Buster Douglas knock downs side by side referee count』

→ UP主様は、「FIGHTS WITH FRIENDS」様。

→ レフェリーは、オクタビオ・メイラン氏。ベテランです。でも、左のダグラスのダウン・シーンで、真正面の白い手袋をはめた、「カウンター」からのカウントを引き継がず、勝手に、ワンカウントあたり、約1.5秒もの長いスパンで持って、勝手な時間間隔でカウントをやっておりますね。

 タイソンのカウントをしたときの彼のカウントも、実はおかしかったんですよ。やはり、「1カウント」が、1秒より長くって。

 しかも、テンカウントする直前、8カウントあたりから、急に数えるのが速くなり、タイソンは無情にもカウント・アウトされました。

 結局、両者の場合とも「ロング・カウント」だったわけですが、動画の通り、「テンカウント終えるタイミング」が、ズレてますよね・・・。おかしいって。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 次は、この試合。


 これは、あの中量級の英雄、フリオ・セサール・チャベスと、挑戦者メルドリック・テーラーの世界ジュニア・ウェルター級のタイトルマッチです。


 無敗のチャベス・・・最終回の12ラウンドまで、テーラーにポイントを奪われ続け、このまま初黒星か・・・そう思われた、試合終了間際・・・


 疲れて集中力の切れたテーラーの一瞬の隙をついて、チャベスのパンチがアゴにヒット。


 テーラーは・・・「残り時間2秒前」でTKO負けとなり、大きな魚を目前で逃しました。


 これは、先に紹介しました、「マイク・ウィーバーVSジョン・テート」の最終ラウンドでの逆転劇に匹敵する、めったに無い結末になりました。


 このときのレフェリーは、有名な『リチャード・スティール』氏。


 ・・・「ストップ」が早いことで有名なレフェリーです。


 『【チャベス絶体絶命】統一世界S.ライト級タイトルマッチ フリオ・セサール・チャベス vs メルドリック・テーラー Julio César Chávez vs Meldrick Taylor』

→ UP主様は、「Golden Smile」様。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 次はコレ。


 マイク・タイソンVSドノバン・レーザー・ラドックの第1戦の第7ラウンドの映像です。


 ・・・やはり、止めるのが早いですよね。


 まぁ・・・「結果」は同じだったでしょうけれども。


 『タイソンVSラドック KOラウンド』

→ UP主様は、「裏チャンネル」様。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 次はこれ。


 先日紹介しました、マイク・ウィーバーが、挑戦者のマイケル・ドークスに、1ラウンドTKO負けでベルトを奪われた試合。


 ・・・やはり、レフェリー、止めるのが早いです。


 『Mike Weaver vs Michael Dokes - HBO World Championship December 10, 1982』

→ UP主様は、「Jay Seklow」様。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・ラストはこれです。


 ジュニアミドル級のスーパーファイト。


 古豪こごうで、ジャマイカ出身のマイク・マッカラムと、カリブはバージン諸島のKOキング・・・ジュリアン・ジャクソンのタイトルマッチ。


 もう少し続きがみたかったなぁ・・・。


 やっぱり、レフェリーの止めるタイミング、早いって。


 でも、試合自体は、緊張感あふれる、ハードパンチャーどうしの、すごくいい試合ですね♪


 『Mike McCallum vs Julian Jackson [HQ]』

→ UP主様は、「T」様。


 お・ま・け♪


 逆に、ストップが「遅すぎる例」も挙げておきますね。


 私が好きな試合。


 ものすごいKO劇でした。


 『WBA世界スーパーフェザー級TM  畑山隆則VSラクバシン』

→ UP主様は、「ゆうなが」様。

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― 新着の感想 ―
[一言] 人間がジャッジする以上、多少の誤差はしょうがないとは思いますが、カウントに関してだけはデジタル化してもいいような気がします。
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