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強き我が友へ、捧げよう・・・。  作者: 暇の伝道師
お決まりの修行パート ~大幅カットするけれど~
8/10

エスカレーター内で歩くことはマナー違反である

素人丸出しで、拙いところもあります。どうか温かい目で読んで下さい。

 

 刃物はただ力一杯押し付ければ良いという訳ではなく、引きながら切るという技術が必要になってくる。他にも、真っすぐ剣を当てないと折れる、手入れを欠いてはいけない、小太刀や素手などへの切り替えなど学ぶことはいっぱいだ。


 稽古は厳しい。色々な武器の戦い方を知り、様々な技をやらされた。育てた鶏を自分で絞めたり、色々な臭いを嗅がされたりもした。簡単な医学やテーブルマナーに至るまで、マジで叩き込まれた。全ては役には立たないだろうが、人としてかなりランクアップしたと思える。日々鍛錬するようになってから、体力と柔軟性が身についてきたし、剣の腕も様になってきたのではないだろうか。



___ある日


 今日は学校も修行も休み。日用品を買いに、一人で買い物に行くことにした。


近くのスーパーへ向かうため、道を歩いていると、向かい側から見知った顔が来た。私のクラスで学級委員長をしている女の子だ。確か名前は「大和田 未来」だったか? 黒髪ロング、母性の様な色気を感じる人だ。親しくはないので、当然のようにスルー。


 すれ違う時に軽く会釈をされ、お互い通り過ぎようとした。しかし、彼女が完全に視界から消える前に突然世界が揺らいだ。





 気づくと、大和田以外誰もいない。ここは地下トンネルか?と思ったが、目の前には先が見えない程長いエスカレーターが鎮座している。上りだけの一本道。エスカレーターが無い方面は行き止まり。どうやら上っていくしかないようだ。


 混乱している彼女を諭し、ここに留まるかエスカレーターに乗るかの二択を提案した。彼女は当然後者を選択した。

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