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強き我が友へ、捧げよう・・・。  作者: 暇の伝道師
ごくごく普通の前座談 ~面白くはないけれど~
2/10

転校生が物話に関わる話はホント多い

素人丸出しで、拙いところもあります。どうか温かい目で読んで下さい。



拙さが増している気がする・・・。悪いのは分かっているんです(´;ω;`)

 転校生が来た。男で、名を「鈴木一」という。顔は良さげ。この学校はまあまあの進学校で、何かやらかした生徒が来るところでもない。わざわざ受験をしてまで入学した高校を辞め、1~2か月で転校するなんて余程のことがあったのだろうか? まぁどうでもいいけど。




 その転校生だが、休み時間唐突に、そして馴れ馴れしく私に話しかけてきた。




「夜空でしたっけ。あなたは『願いには対価が必要である』、この意見に賛同しますか~?」




___は?




いきなり始まった問答に困惑した。話の切り出し方がおかしい。彼はちょっとヤバい奴だと感が告げている。自分は、ヤバい人とは関わり合いたくない派だ。まぁ、逃げ出す勇気はないけれど。




答えを急かされたので、嫌悪感を滲ませつつ【はい】と答えると、続けて




「では、『無智には何等かの罰を』というのはどうですか~?」




【そう思う】と言うと、不敵な笑みを浮かべ、また質問してきた。




「『人は皆、最善手を選択する訳ではない』というのはどうでしょう?」 




………また質問か。いつまで続くんだ? 勘弁してくれよ。まぁ、抗う勇気はないけれど。




「あぁ、誰しもが賢く行動できるという訳ではないということですよ~。」


 


質問に対し【そう思う】と返事した。




心を覗かれているのではないかと思った。投げかけられた質問は、どれも私が昔に一人議論をしたものばかりだったからだ。 この手のことを考えることで悦に浸り、時間を潰す時がよくある。「こんなことを考えているのか?」「達観しすぎ」なんて突っ込まないで欲しい。お一人様が長いのがバレてしまう。




さて、最後の質問の解答を聞くや否や、鈴木は「いいですね~!」と言い放ち、続けてこう言った。




「僕の友人になりませんか?」と。




幼い時から悩み続けた問題が、あっさり解決した。



暇なら続き書きます

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