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1話

初投稿です。

下手な構成かもしれませんが読んでもらえたら嬉しいです。

今日は高校の入学式。これからいろんな関わりができるのだろうと俺--高山竜司--は胸を高鳴らせる。

ことはなかった。

なぜなら現在時刻は8時25分で今居る場所はまだ自分の部屋のベッドの布団の中だったからだ。俺は思った。なぜアラームを設定しなかったのだろうと。だがふと思い出すと設定はしていた。それはスマホを見て確認済みだ。ということはだ。単純に自分でアラーム止めて寝過ごしたということだ。やらかした。行きたくないなぁと考えていると着信が入った。その相手を確認すると中学からの付き合いの友人である釘山真也からだった。

「おっす竜司。起きたかー。めっちゃ電話してやってんのにでねぇしこれは来ねぇかなと思ったんだが一応来いよ。じゃねぇとおばさんにチクるからなー。」

そう言って電話を一方的に話してきりやがった。

真也の言うおばさんとは俺の母さんのことでご想像の通り俺は一人暮らしをしている。だからチクられたら面倒なのだ。というかこれは誰に説明してるんだか。

まぁそんな訳で俺は仕方なくベッドから出て新しい制服に着替えて学校へ向かうことにした。準備が終わったが、もう入学式はおそらくはじまっており遅刻は確定しているしどうせ遅れるのには変わりないし急がずゆっくり向かうことにした。距離的には自転車で15分くらいだしな。

何事もなく学校に到着し校門の近くに立っていた教師に案内されて体育館に向かうとおそらく校長?らしき教師がありがたーい(毎度長くて面倒なだけの)お言葉を生徒に送っているところだったらしく入るとき目が合って睨まれたが気にせずあらかじめ言われていたおそらく自分のクラスの場所であろう空いた席に座った。すると隣の席の男子が話しかけてきた。

「おはよう。俺は中田波瑠だ。よろしくな。」

知らないやつだし、コミュ力高いななんて思ったが、とりあえず自己紹介してきたので返しておこう。

「おはよう。俺は高山竜司だ。こちらこそよろしく。」

そんな感じで返すと近くの教師がめちゃくちゃ睨んできていたので中田が「また後で話そうぜ。」と言って黙ったので大人しく入学式が終わるのを待った。

そして入学式が終わり体育館から出ると中田とあとどうやら同じクラスだったらしい真也が俺の方に集まってきた。

真也「おっす。ちゃんと来たみたいだな。クラスも同じみたいだし、高校生活も楽しめそうだな。また3年間よろしくな。俺は釘山真也だ。そっちのえーっと「俺は中田波瑠だ。」中田もよろしく。俺のことは真也でいいぜ。」

波瑠「よろしく真也。なら俺も波瑠でいいぜ。その方が気楽でいいしな。」

俺はそんなやり取りを仲良くなるの早いなと思いながら見て思ったがこんなもんなんだろうな。きっと高校生ともなるとコミュ力が必要になるのだろう。俺には無理だが。

竜司「そりゃ来るだろ。サボって母さんにチクられたら仕送りとか止まるし面倒なんだよ。」

波瑠「母さんにチクるって高山はもしかして一人暮らしなのか?」

今日会ったばかりで朝の会話も知らない波瑠が俺に聞いてきた。

竜司「そうなんだよ。だからいろいろチクられてバレたら生活がきつくなるから真面目に来るしかないんだよ。あと俺も竜司でいい。俺だけ名字呼びとかなんかあれだしな。」

そう言って説明がてらに波瑠に言うと真也が「仲間はずれが嫌だったんだろ」なんてニヤニヤしながら言ってきたので無言で軽く足を蹴るとそれを聞いた波留もニヤニヤしてこっちを見ていたので歩くスピードをあげて先々歩いていくと二人が「冗談だって。拗ねんなよ〜」なんて言って追いかけてきてそこから他愛ない

話をしていると教室についてまた後でと二人は割り振られたであろう席についた。俺の席はどの席も机の上にカバンがあり、カバンがない席が一つしかなかったので聞くまでもなくわかったので普通に席についた。

さぁ高校生活が今日からはじまる。

まぁ今日はもう帰るだけなんだけど。

読んでいただきありがとうございました。

次回は明日投稿予定です。

ヒロインは次回登場します。

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