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僕が彼女と付き合えた訳。

真「ねぇ悠子。本当は、、、本当は記憶、もどってないよね、、、」


悠子「、、、な、何言ってんの?私は真一の事思い出したよ!」


真「僕は、本当に悠子が好きだったんだ。だから君の一つ一つの表情、声を記憶している。、、、違うんだよ。微妙に、、、」


悠子「な、何が違うの?人にそこまでの記憶能力なんて無いよ!」


真「、、、。悠子、知ってると思うけど、僕には瞬間記憶保持能力があるんだ。」


悠子「?!」


真「ラインの記録で僕達の関係を知ったんだよね。無理に過去に縛られなくても大丈夫。悠子は悠子の好きに生きていいんだよ。」


悠子の頬を涙が伝う。

「だって、、、ラインの中の真一と悠子は本当に幸せそうなんだもん、、、。このままじゃあ、過去の悠子が可哀想、真一が可哀想!、、、お腹の子共が可哀想、、、」


「真一は今の悠子は愛せない?」



真「僕は過去の悠子も今の悠子も大好きだよ。でも、悠子は突然、僕を好きになる事は難しいでしょ?」


悠子「わ、私はこの目で確かめたいの。過去の悠子があんなに好きになった 仲 真一という男の事を、、、」


真「、、、でも、それは、自己犠牲じゃないの?」


悠子「、、、まだ過去の悠子には勝てないけど、、、私は真一の事好きだよ。」


真「、、、、、。わかった。

   綾坂悠子さん、僕と付きあってください。」

真一は頭を下げて右手をだす。


悠子は涙を人差し指で拭うとニコリと笑い

「友達からお願いします。」

と言うと真一の手を握った。




それから3年後 仲 真一は100億ドルの男となる。


2歳の娘の名前は響子。


最後まで読んでくれた皆様ありがとうございました。

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