悠子ちゃん
バフッ 悠子は枕に顔を埋める。
悠子「明日完成かぁ、、、。」
絵が完成したら気持ちの答えが出るんだよね。
アイツっていままで私の事、好きって一度も言ってないし、今だに悠子ちゃんって呼ばず '綾坂 'のままだし、Hは途中で止めちゃうし、普通は「好きだ!」って最後までいくでしょ!行っちゃうでしょ!
悠子はお風呂で抱きあった時の事を思い出す。
、、、キャー!今更ながら恥ずかしい!男の子のアレって本当に亀さんだよね!
枕を顔に被せ足をバタバタしている。
私いっぱい触っちゃったし、見られて、触られて、、、あの時のアレが濡れるってやつだよね、、、
あー恥ずかしい!恥ずかしい!
、、、これでもし、やっぱり僕は綾坂の事好きじゃ無いなんて言ったらどうしょう、、、
そ、そんな事、ある訳、、、真一ならあるかもしれない。絵が完成して、上手く描けなかったりしたら、、、ごめん、綾坂、なんて、、、言ったら、、、
悠子「ぶっとばす!とりあえず!ぶっとばす!、、、いや、駄目、それは真一が決める事だし心の底から必要とされなければ意味が無い。
グスン、、、なんか涙出て来ちゃったよ。
ラインしてみよう。
悠) 真一起きてる?
真) うん。でも家事片付いたし、風呂入って寝るよ!明日は4時に教室だから、宜しく!
悠子「ん、なんか遠回しに寝ます!アピールして完結してない?私は話がしたいのよ!」
悠) なんか、寝れなくて、お肌に悪いから安心して寝れそうな事、言って?
真) 安心して寝れそうな?よくわからないけど明日の天気は晴れだよ!
悠子「、何言ってんの?私は明日が晴れようが雨だろうがどっちでもいいのよ!愛の言葉を囁いて欲しいの。」
悠) ねぇ、私の事、大切?
真) 、、、うん。
悠) どのくらい?
真) う〜ん。右手くらい。
悠) 了解!おやすみなさい!
悠子「右手といったらめっちゃ大切だよね!よし!大丈夫!お肌のお手入れして、明日の香水選んで、下着を考えて、、、髪型も縛って行こうかなぁ、、、こりゃ、寝れないかも、、、」




