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言い訳。

いや、待てよ、落ち着け。別に一緒にシャワーを浴びた所を見られた訳じゃない。別々に入ったと言えば通る。、、、押し通る!


悠子「真一、ばれちゃったね!諦めよう!」


真一「何!!!」

オイ、オイ、オイ!勘弁してくれよ!こっちは結婚前までキスも駄目だって言われてるのにどんだけ飛び級するんだよ!8級くらいの子がいきなり初段受ける様なもんだぞ!


綾坂母「な~か~く~ん。どういう事かしら?」


真「あ、と、これはですね、、、あの、雨に濡れてしまって、、、えっと、、、」


綾坂母「そういう事じゃ無くて、悠子をどうするの?責任取れるの?」


真「、、、責任。」

いつものとぼけた感じは無く、少しドスが聞いた声で凄まれる。

、、、ここで怯んでは駄目だ!よし。

真「ずっと一緒に居ます。」


短い言葉だけど凄く重い(想い)言葉、好きや、結婚なんて言葉より重い。


綾坂母「、、、良し!その言葉信じた!」


悠子「ヤダ~プロポーズ?返事はすぐにしないからね!」めっちゃ笑顔だ。


綾坂母「では、本日の晩御飯はお寿司を取りましょう!」

悠子「じゃあ、浜島寿司がいい!」


綾坂母「しんちゃんはお寿司大丈夫?」


真「は、はい。大丈夫です。」

しんちゃんって、、、これが外堀を埋めるってやつだな。





真「うまい、このお寿司凄く旨い!」


悠子「でしょ!ここのお寿司高いんだよ!」


真「あ、あのさ、少し貰っていってもいいかな?

結菜にも食べさせてあげたくて、、、」


綾坂母は優しく微笑みながら

「沢山あるから沢山持っていって。」


綾坂母は悠子の耳元で囁く。

「優しい子ね。」


悠子「それはそうよ!私の旦那様だよ!」


真「、、、。」

めっちゃ聞こえてる。


僕は明日、母さんに手術の話しをしようと思う。

正直まだ迷っている。

失敗したら僕は母さんを失う。


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